【静音化】24時間タイマー REVEX PT25を静かにする修理【分解修理】

【静音化】24時間タイマー REVEX PT25を静かにする修理【分解修理】

IMG_0716

状況

主に換気扇のタイマーとして使っている24時間タイマー REVEX PT25。

IMG_0720

 

amazonでも1000円未満で購入できるので使っている人は多いと思う。

深夜、ネットの文献を読んでいたり調べたり構想を考えたりしているとなんか雑音が聞こえてくる。

カチカチカチカチカチカチ。

うん、なんだろう、、

カチカチカチカチカチカチ。

まぁ、気にしても仕方がない。

カチカチカチカチカチカチ。

もう直す。絶対直す。今夜直す。

で、分解してグリス塗れば治るかなって思って壊さずに開けれた人は、

写真のここらへんにグリスを塗ることでしょう。

IMG_0713

でも、甘かったんです、、

修理開始

まずは、開け方がよくわからなかった人の為に最初から。

IMG_0707

はい、ここをちょっとこじって浮かせます。

車もそうなんですけど、大抵のネジが表に見えてこない製品は、隠しネジ又はめ込み構造になっています。

また、接着剤などではめ殺しなっているものあります。主に電池ケース。

このPT25の場合は、はめ込み構造になっている表カバーをはずすのが第1歩です。

IMG_0708

裏側は、プラスチックの爪が3カ所あります。ここを浮かせてやればパカっと外れます。

IMG_0706

 

IMG_0711

 

中にはネジが3カ所ありますのでプラスドライバーではずせば分解できます。

写真は、もう分解済みです。 タイマー部を上にして分解しないとギアが飛び散っちゃいますよ。

IMG_0704

 

開けてビックリ。ノーグリス。ノー潤滑。

特に、モータからのウォームギア。緑のギアですがこれは潤滑必要だと思います。

ウォームギアといえば、WEBマスターが小学生の頃、タミヤのミニ四駆シリーズのウニモグ作ったときの4駆機構に使われていました。

でウォームギアなど見えてるギアに注油してテスト。

カチカチカチカチカチ。

カチカチカチカチカチ。

ふむり。まだまだ。

IMG_0717

 

この24時間タイマー、要は昔の電気時計の簡易版で商用電源に比例して回転数が決まるモーターが入ってるわけですね。そのモーターの内部にもギアがあるわけです。

手で簡単にカバーが開けれましたので、内部にも少々注油してみました。

これでどうだ。

IMG_0716

この状態でコンセントに差してテスト。(感電注意)

シーン。静かに動作するようになった。

IMG_0719

内部を点検して元にもどしました。

電気が流れる配線部分の部材が真鍮などが使われていなかったり配線の止め方が雑なので

大電流が流れる機器を使うと発熱する可能性が考えられるため長時間の使用で

プラスチックの筐体などが溶けたりといった事態はあるかもしれません。

一応、定格15Aですが、1200W級の電気ストーブとかはやめた方がいいでしょう。

換気扇や照明などは問題はないとは思いますがこの製品はあくまでも一時的に使う物だと

思います。

オススメの使い方は、液体蚊取りのタイマー化ですね。

90日蚊取りのリキッドボトルなどは1日12時間の使用で90日分なのでつけっぱなしだと、45日でなくなります。蚊は主に日没から活動開始しますので、昼間はあまり必要ないですよね。かといって電源切り忘れてることも多かったり肝心な時に作動していなくて、夜中に、プーン攻撃を食らったります。

そこで、24時間タイマーに蚊取り器具をつないで置けば、夕方の18時にON。朝の6時にOFFとかの動作が可能です。

お試しあれ。

24時間タイマー PT25

ちょっとかわいい黒豚鼻蚊取り

黒豚蚊取り欲しいですね(^o^)

セラミックグリスの定番です。

樹脂や樹脂と金属が触れ合う部分に塗布します。

模型用なので樹脂を侵さず安心です。

【 潤滑性に優れたボロンナイトライド配合の高性能グリス 】   潤滑性に優れた窒化ホウ素(ボロンナイトライド)のハイグレード粒子を配合した高性能グリスです。電動RCカーやミニ四駆、楽しい工作などの動く模型のギヤや軸受け、ジョイントなどにつけて動きを滑らかにし、摩耗をおさえます。ノズル付きアルミチューブ、10g入り。

修理完了!

 

No tags for this post.

関連記事

おすすめ

6件のフィードバック

  1. 通りすがり より:

    勉強になります。

     グリスを使ったのですが、粘度の低い ミシンの潤滑油を使うべきでした。ギアの摩擦抵抗が発生します。

     また、ギアの関係上 動力ギアが一番 動いているので、そこだけで十分かなと感じました。

     時間針のギアには、歯につけて、テッシュで軽く落としました。 

     多分、グリスや油は、ギア等のプラステックを劣化の促進になるので、着けていなかったのでは、ないのでしょうか?

  2. 浩徳斎 より:

    WEBマスターです。

    レポートのコメントありがとうございます。
    ここで紹介したグリスは、模型やミニ四駆で良く使われる樹脂を侵さないセラミックグリスです。
    今は、セラグリスHという商品名に変わりました。
    これは、プラのギアなどに塗れるグリスなので劣化の促進にはなったりしないので大丈夫ですよ。

    使われている溶剤によっては、プラスチックは劣化しますので自動車用などを使うのはオススメしません。
    なお、グリスの塗布量は爪楊枝のさきっちょに乗る程度です。塗りすぎはよくありません。
    たいていの方は塗りすぎです。

  3. T-25 より:

    T-25を購入して半年でガチャガチャ音が気になって分解して見ようと思ったが止めねじがない。困っているところマスターさんのサイトにhitし無事分解できありがとうございました。油がなかったのでその辺のグリスをつけガチャガチャ音が見事に消えました。何時まで持つか分からないが次はデジタルにしようと思っています。お礼まで

  4. Lex より:

    REVEX PT25のカタカタ音1年以上ずっと我慢していたのですが限界が来たので調べていたら辿り着きました。
    AZのシリコングリスを塗布した所カタカタ音が少し離れると気にならない程度まで落ち着きました。
    耳を50cm程度まで近づけるとまだ動作音が聞こえますが、普段の生活で音が気になる事がなくなったので大変助かりました。
    さらに動作音を小させるなら樹脂を侵さないもっと粘度の高いグリスがいいのかもしれませんが所持していませんのでまた限界まで我慢します。

  5. t.c より:

    合わせ部をマイナスドライバーでこじあけようとしても、うまくいかずとりあえずネットで検査してみると、本記録を見ることができました。
    表のダイヤルカバーには、ドライバーを入れるのにちゅうちょしていたが、この記録で、まよわずに分解出来ることができました。
    すごくスッキリしました。
    ありがとうございます。

  6. 匿名 より:

    2年前に買った物は、カチカチしなく、最近買ったのは、二個ともカチカチします!新しい方がカチカチは残念なかんじがしました。セラグリ塗らせていただきます。ありがとうござます。