【2st原付】シートのレストア【JOG-Z】
【2st原付】シートのレストア【JOG-Z】
【状況】
今回は、YAMAHA JOG-Z 7PS 1992 のシートを張り替えてロゴマークを復活させてレストアしていきたいと思います。車齢が20年を大幅に超えていますのでシートはやっぱりすり切れてきますよね。シートがびりびりだと見た目もカッコ悪いのでキレイに復活させましょう。
【作業開始】
蝶番部分のナット2個を外してシートを外します。
張り替え前のシートですが、もうシートが裂けてしまっていますね。
張り替えましょう。
■交換用のシートを用意します。
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このシートでピッタリでした。
新しいシートを古いシートの上からかぶせていきます。
ホントは、古いシート皮を剥がしてからのが良いかもしれませんが、古いシートの修復なので内部のスポンジがボロボロになっていることが予想されますよね。なのでそこは刺激しないようにシートの上から張ることにします。
長い方向の上下からパワーハンドタッカーで止めます。
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上と下を固定したら、ひっぱりながら同じように周りをタッカーで固定します。
キレイに張れました。
次は、ロゴマークを塗装します。
シートにロゴマークを塗装するには、染めQのベースコートをホワイトを使っていきます。
今回は前もって手作りのYAMAHAロゴのマスキングシートを作りました。
これは、カッティングプロッターで作ったので別記事にて。
あとは、スプレー缶タイプの染めQではなくエアーブラシで塗装することにしたので
タミヤのエアブラシを購入。
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スタンドがあると便利ですよね。
タイヤ交換などに使う大きなタイプのエアーコンプレッサーをとエアブラシを接続する
今回は、1/4カプラーをエアブラシ用のホースに接続するコネクタを制作しました。
これで、ワンタッチカプラーにエアブラシを接続できます。
WEBマスター所有のエアーコンプレッサーは、
アネスト岩田のコルト
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音が少々大きめですがタンク容量が大きいタイプです。
今回の塗装作業でも畜圧してあったエアーだけで作業完了できました。
塗装作業の量次第で、昼間畜圧して夜間は静かに作業できますね。
塗装なので本体に、エアフィルターを装着しました。
今回のやり方だとカプラーにネジで接続する箇所が1カ所になります。
用意したのは、
■ホースジョイント(5.0×1/4)ネジの種類Rc
■真ちゅう製プラグカプラー Rc1/4
Rcは、テーパーネジなので流体配管(この場合は空気)にて気密性を保持しながら接続する場合に利用されます。接続部分のネジには、エアー漏れ防止にテフロンテープを巻いてねじ込みます。
エアブラシの場合は、使う圧力が低いので締め込むだけでも使えました。
道具を準備したら、マスキングシートの位置を決めます。
張る前に、
シリコンオフで脱脂します。
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拭き取って乾燥したら
マスキングテープで水平線を張ってコレに合わせます。
ここら辺りの位置でいいかな。
位置を決めたら、Aの中の△の部分をピンセットなどで位置を調整します。
ホワイトの発色性を良くするためにまずはベースコートを吹いていきます。
スタンドに付属のスポイトでエアブラシの容器に適量薄めずに入れます。
ベースコート1回目。
まずは、エアブラシの調子と吹き付ける距離などを調整確認しながら吹いていきます。
このベーシックエアブラシは、エアーが常時出ていてトリガーを握るとエアーに塗料が出てくるタイプです。
作業イメージ的にはこういう感じです。
ちなみに拭きながらは撮影不可です(^^;)
ベースコート3回目。
1回吹いて数分待機を3回繰り返してベースコート拭き完了。
気温が20℃以上はあるので乾燥は遅くはない状況。
次は、ホワイトです。
ホワイトを重ね吹きして乾燥待ちしていいます。
ホワイト3回吹き完了。
きれいに吹けました。エアブラシは、スプレー缶を温めたりしなくても粒子が細かいので塗装作業がやりやすいです。
塗装が乾きすぎないうちにマスキングをそーっと剥がしていきます。
マスキングシートを剥がしました。
シートがざらざらしている都合上、若干、シートとの境目が荒くなってしまう箇所があります。
最後は、仕上げに保護用のツヤだしスプレーを。
コレはスプレー缶にしました。
乾燥すると、ツヤがでてピカピカになりました。
YAMAHA JOG-Z 1992 シートのレストアでした。