【DIY】自作PCラックの設計製作~その2【ビスケット接合】

【DIY】自作PCラックの設計製作~その2【ビスケット接合】

【状況】

前回の記事(【DIY】CADにチャレンジ!自作PCラックの設計製作【3D-CAD】)で設計したPCラックを制作していきます。接合には、外側に痕跡を残さずに強度もでてキレイに木材をキレイに接合できるビスケット(木片)を使ったビスケット接合でやっていきます。

前回、設計したPCラックは

コレです。単純な台ですが、机の袖部分をへこませて設計しておりデスクサイドにピッタリ横付けできるPCラックです。何分、自作PC用の大きめのPCケースなので置き場所に工夫が必要ですし丈夫な台がほしい所ですが、高さなども既製品ではなかなかピッタリの商品を探すのが困難ですよね。ということで、簡単ではありますが設計して製作しました。複雑な形状の工作物でも基本は単純な物や操作の組み合わせなので、作る物は最初は特に簡単な物からでも自分でやってみるというきっかけになればなんでも良いと思います。

【製作開始】

3D-CADで作った設計図から木取り図を用紙に印刷して買ってきたパインの板を切り出していきます。

パイン材の板です。3×6尺の909×1818mmのサイズです。ウィッシュ号ですと後部座席を全部たためば運べるサイズです。

切り出し方もすでに設計図で完了しているのでケガキしていきます。

切断は、電気丸のこで切っていきます。

カットしてお掃除です。木工用サイクロンクリーナなので掃除機でガンガン吸えます。

今回の秘密兵器は、マキタのジョイントカッタPJ7000。このビスケットを入れる穴を掘る為の工具です。木のダボ穴のシステム化ですね。

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WEBマスターの写真の商品は、平行輸入品(海外仕様)でメモリがインチ表記だったりコンセントがちょっときつめだったりしますが特に問題なしです。

3ビスケットは何種類もあります。一応、大中小で用意しました。

縦に使う板から掘っていきます。位置は設計図にないので現場合わせでこんな感じかな

このビスケットを入れる穴をこの工具で彫り込んでいきます。

彫り込む深さを調整します。

 

この工具は、木くずを吸引できる穴があるのでそこにサイクロンクリーナーを接続します。

これで自作済みのサイクロンクリーナーで木くずを吸引しながら彫り込みます。

板の厚みの中央に彫り込むことに成功

初のジョイントカッターにしては上出来ですね。さすが、マキタくんやるわね

ボンドを塗る前に、ビスケットを入れてみました。ボンドを塗ると接着剤を吸い込んで膨らむのでより強固になります。

受け側も彫り込みました。

上面の天板にも彫り込みます。

ガイド板の角度も変えられるので便利です。

あっというまに、ジョイントカッターのお仕事完了。

次は、ボンドで接着していきます。

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ビスケットにボンドを塗って打ち込んでから接合面に塗布します。

全面やっていきます。ハミ出たら拭き取る感じの塗り方ですね。

組み立てるともう形になります。

ボンドが乾燥したら板が反ってハミ出ている部分などをカンナで削ればキッチリ仕上がります。

完成しました。

【制作完了】

 

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