【キャンプ】アウトドア給湯器のDIY制作【災害用、マリンスポーツ】
目次
状況
【キャンプ】お湯を手軽に使える方法を考える【アウトドア】で予告した通り、アウトドア給湯器の制作に取りかかって試作モデル(プロトタイプ)が完成した。
今回は、なんとカセットガス1本で給湯できるアウトドア給湯器(簡易湯沸かし器)という仕様。
試作機の動作テストが大変良好だったのでちょっとづつご紹介していこうと思う。
カセットガス式以外でも考えたが、こちらは別の目的(テントの温水暖房)向けにした方がよさそうなので、
今回は、カセットガスの強力バーナーを採用し利便性を一番に考えてみたのでこれを熱源として、アウトドア給湯器を作りました。
命名:湯~デル Mk-1(マークワン) プロトタイプ ※写真とテスト動画は編集中なので後日。
※もちろん、こいつを使った。家庭用小型湯沸かし器の熱交換の銅釜だ。
肝心のアウトドア湯沸かし器の性能は、バーナーの火炎を最小火力に絞った状態で、18℃の10Lの水を4分以内で45℃まで上げることができました。まだまだ、火力には余裕があります。
今回は、水道直結ができない実験場所だったので10Lタンクの水を循環して簡単な動作確認テストを実施した。
アウトドア給湯器の動作テストの結果は?
60℃以上のお湯をいきなり作ると、ポンプのゴム部品や樹脂タンクを痛めるので熱交換器出口の温度が45℃くらいになるように火力を調整、ていうか調整ダイヤルは最小位置で。最初に、ポータブルバッテリーにつながった12V、DCのダイヤフラムポンプを作動させて、毎分5Lのタンクの水を循環、バーナー点火。10Lタンクの水の温度計がグングン上がっていった。数分でタンクの水温45℃到達で実験終了。
実験は大成功。
この能力ならば、バーナー火力上げていけば、5℃ぐらいの水でも42℃程度のお湯が作れて毎分5L程度供給できるし、シャワーの熱源としても十分な性能があることがわかった。
どんな熱源を使ったの?
前回の【キャンプ】お湯を手軽に使える方法を考える【アウトドア】では、カセットガス式はイマイチような説明をしてしまったが、その後のよさげなバーナーが見つかった。
- カセットガス式である。
- 大火力の22000kcal←ここ大事。
- 液燃式である。←これも大事。
ていうことで、
アウトドア給湯器に使ったバーナーを紹介。
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今回採用したバーナーは、ロードマーキングに使われる大火力バーナーである。
もちろん、多用途にも使えるカセットガス式の大火力バーナー。
ちなみにこれは、草焼きバーナーと言った方がピンとくるかもしれないけど、都会っ子はみたこともないかもしれない。
今回は、このバーナーをセットして使う給湯器を試作している。
※写真とテスト動画は編集中なので後日。
でも、気になりますよね!
大火力バーナー SOTO RM-22000の火炎が確認出来る動画を作りましたのでどうぞ。
お気づきのように、このバーナー、実はこの角度で使うように作られている為、いろいろ工夫しないと湯沸かし器には使えません。しかも、よく見るとロケットの火炎のように、炎がまっすぐですよね。もう少し平たい炎にしてあげないと一点集中になってしまうのでまずそうです。
ですが、やっぱり、この大火力は大いに魅力があります。最大火力でなんと7分でカセットボンベが空になる勢い。
すごい!
いろいろ簡単じゃなさそうですが、アウトドア給湯器の試作器では、これらの問題はすべてクリアしましたよ。
続編できました。2016年8月更新。
【キャンプ】アウトドア給湯器のDIY制作その2【災害用、マリンスポーツ】
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