【エアコン修理】寒波襲来!室内機のファンの異音及び異常を治す【霧ヶ峰】

【エアコン修理】室内機のファンの異音及び異常【霧ヶ峰】

【状況ー序】

TOP画が暗くてよくわかりませんね(゜Д゜)
では、明るくしてみましょう。

なんか、中心軸の部分がブッチ切れてニュルッと出て来ちゃってます。
これが、今回の故障の原因でした。

それでは、今回もいってみましょう。

お題は、

【エアコン修理】室内機のファンの異音及び異常【霧ヶ峰】

でお送りします。

【状況ー開始】

時は、2021年新年明けの寒波の真っ直中。
朝方は、静岡県東部の太平洋側でもマイナス2度とかになる日が続いている頃です。

そんなある日、早急に暖を取ろうと我らが霧ヶ峰エアコンのリモコンのパワフルモードをONに。

ちなみに、パワフルモードの説明は、取説には

パワフルを設定すると、風速が上がります。
冷房感、暖房感をより強く感じたいときや、風を遠くまで届けたいときに選んでください。

素晴らしい!求めていたのはこの機能よ!ぴ!

とリモコンのボタンを押しました。
実際、風量は、最大を超えて、ダイキンの空気清浄機的に言えばターボモードになります。

ところが、この日は、この後、問題が発生。

ガコガコガコガコガコ

とクロスフローファン(※三菱風は、ラインフローファン)から異常な振動と異音が発生!
しかし、このファンは面白いですよね。ケースによって吸い込み口と吐き出し口の位置を作り出しています。

ともかくも故障発生の瞬間に遭遇してしまったようです。
このパワフルモード、かなりファンにも負荷がかかる様子(爆

さて、モーターがいかれてしまったのかファンのどこが壊れたのか、、この寒波の連休中ですが緊急修理することにしました。

どちらにしても、部品発注するにしても分解調査は必要ですね。

この霧ヶ峰エアコン、実は、ファンもはずせて分解掃除をとっても簡単よ!と紹介したのは、当修理記事ブログが元祖かも(笑

【霧ヶ峰】分解エアコンクリーニング【第2弾】※2012年頃の記事

 

今回も自分の過去の修理記事を確認してから、サクっと分解。

うわ、またカビカビになってる~。
2012年の記事のあとも何度かはお掃除はしているんですけどね。
やっぱり、エアコンって空気を吸い込み循環し続けて夏は結露水でジメジメしてるんでカビちゃいますね。

しかし、ここまでバラせる霧ヶ峰。スッキリお掃除もしておきましょう。

さて、ファンの軸部分がいかれたのか調べていくと、、

原因がわかりました。

なんで、この軸、、、外れてるの、、、(爆
ここは、このゴム部分が一体化しているのが本当で取れちゃダメな部分です。

よって、振動とか異音は、このクロスフローファン(※ラインフローファン)の軸受けのショック吸収ゴム部分が裂けて破れて脱落しかかっているのが原因ですね。

さて修理は、

1,新品に交換する(三菱サービスから取り寄せる)

2,気合いで軸を修復する

となりますが、奇しくも連休中でしかも強烈な寒波のただ中。エアコンを止めるとお部屋が10度以下になります。

とりあえず、修復を試みてダメなら後日、ファン交換という作戦でいくことに。

クロスフローファン修復作戦開始

時は、寒波のただ中。外気温が5度以下で作業しておりますので写真を撮る余裕がなく写真少なめです。

どうやって直すか考えました。
軸は、ゴムで固定されているので、ここはセメダインXで接着します。
本当はUT110とかのゴム用が良いかもだけど、緊急なので手持ちで。

接着剤は、化学的修復になります。が機械的な修復も合わせてやっていきます。

軸を固定する部分以外にもネジ穴を開口して4ミリネジ穴を作りました。

この寒いなかボール盤で3.5ミリの穴を開けまして4ミリバイスでネジ切り(爆

でできあがったのでコレです。

ステンネジの4ミリをカットしてネジを作りました。

エアコンが稼働している事務所に待避して、外れちゃった軸をステンレスの0.22mmの針金で縫いました。

周囲のゴムにも4カ所開口してネジから2本づつ針金を固定していきます。

要は、手術ですね(爆
軸を入れる前に、接着剤を塗ってから少し乾燥させて埋め込みます。

接着剤は手持ちにあった、セメダインXクリア 超多用途。
ゴムも一応いけます。

乾燥には、少々時間がかかりますので接着剤だけに頼るなら1日放置は必要だと思います。
さらに、ゴムに合ったタイプの接着剤は、

それで、ゴム板に針金でも裂けてきそうなので薄板のアルミ板を切りだしてきてゴム板が裂けないようにカバーを作ってその上から針金をねじって固定しました。軸側とモーターのクリアランスはこの程度は余裕なのは確認済み。

これで軸周りにかかるトルクを4カ所のワイヤーの固定点にも分散させる修理です。

それから、キッチンの石油ファンヒーターの少し離れた位置でぬるめの温風を2時間半ぐらい当ててて接着剤の乾燥をうながして待機。寒いからやっぱり25度程度に暖めておく必要があります。

なんとか、固着したので組み立て。
冬なので寒くてモーター軸に入りずらかったら、ファンの切れ目からマイナスドライバーを入れてトンカチも使って軸の周囲の金属部分を叩いてでも押し込みます。コツンコツンと。

そしてうまく入ったのが上の写真。

反対側のゴム軸受けの内部には、ラバーグリスを塗っておきました。

お掃除の様子は、割愛させて頂いたので、お掃除が気になる方は、上で紹介した記事をご覧ください。

今回も分解後にすみやかにお掃除しておきました。
キッチンハイターをかなり薄めてウエス(ぞうきん)でカビを消毒しながら拭き取りました。
ファンは、エアコンクリーナーでカビ取りをして乾燥させてから再び装着。

カバーなど再び再度組み立てて電源ON。

なんともなかった様に静かにファンが回り出し温風GETです。

【修理完了】

修理後、1週間経ちましたが、特に問題もでず。
2009年製ですから設計上の耐用年数10年なので、設計耐用年数経過してまもなくの故障でした。

今回の修理費用は接着剤が550円の十分の一程度の使用量とはりがねとアルミ板で数百円もしないのでおよそ、500円以下で修理完了です。

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