【徹底分解】ママチャリのオーバーホール~最終回【DIY自転車整備】

【徹底分解】ママチャリのオーバーホール~6日目、そして最終回【DIY自転車整備】

【6日目最終回修理作業開始】~各種調整をしっかりやろう

ママチャリのオーバーホール最終回です。いや~長かったですね(^^; ここまでバラして再組み立てすると今まで適当にやっていた調整などもしっかりやろうという気持ちになります。あらゆる部品がサビに強い耐久性が大幅にUPした部品に変わっています。

さて、残りの作業をやっていきましょう。

■サーボブレーキの調整

サーボブレーキにワイヤーを取り付けます。コツは、ブレーキのワイヤー取り付け部のレバーを手でひっぱった状態にしてワイヤーを通し、ボルトを締めます。手を離すと若干ワイヤーの弛みが取れていい感じになりますのであとは、調整ボルトでブレーキレバーの遊びを自分の好みに調整します。

これでもちょっとブレーキが甘いなともったら

このサーボブレーキのネジをちょっと締めて調整します。これはバンドとブレーキハブの隙間を調整します。

調整完了しました。

■変速ワイヤーの取り付け

変速ワイヤーを取り付けます。

ジンクススプレーでサビ止めバッチになった金具を取り付けます。

金具を取り付けハブボルトで締め付けます。
この時にハブボルトが奥まで入らず、変速のバーを奥まで押し込めない事態になっている場合は、内装ギアの玉押しをもう少し締め込みます。

調整するときは、ハブボルトを一旦はずしてここから見える内装3段ギアの玉押しを調整します。
チェーンの張りを調整したりしていくと玉押しの再調整がやはり必要になると思います。

ここで内装ギアの玉押しをしっかりやっておかないと、ノリ味が悪くなるでしょう。

玉押し調整がしっかり出来るとハブボルトを締めても変速バーに干渉しません。

調整できたらワイヤーを通してキャップをはめます。

■ブレーキ側ハブボルト締め付け

順番はスタンド、泥よけのステー、荷台のステーでハブボルトです。

■変速ワイヤー調整

調整は、中間なので2速の位置で行います。

上の写真の変速バーの線がわかりますか?これが2速の時に見えなくなるぐらいの位置が取り付け後の調整位置です。ここからシフターで変速具合をみて若干調整ボルトで調整すればOKです。

この調整は、走行テストしながら変速具合を確認しておきます。

■クランク取り付け

クランクも磨いてピカピカになりました(^^

これはディスクグラインダーで磨いています。

輝きがもどりました。

■タイヤの虫ゴムはスペシャルバルブへ

虫ゴムよりは耐久性が高いスペシャルバルブへ交換。

[amazonjs asin=”B004BA5JUG” locale=”JP” title=”自転車 バルブ スペシャルバルブ 33003″]

■鍵の取り付け

 

不正解錠されにくいディンプルキータイプの馬蹄錠にします。

[amazonjs asin=”B006DSICD0″ locale=”JP” title=”自転車 鍵 リングロック ディンプルキー仕様 シルバー 43659″]

馬蹄錠はやっすい奴には十分注意してください。簡単に開いてしまうモノもあります。
また、カチンと締まるときに出てくるわっかがほっそいタイプは曲げられてしまうので選定には注意してください。
悩むくらいなら、上の同じもの買ってくださいね(^o^)

■荷台の取り付け

荷台は、ステンレス製ではなく元のサビサビ荷台を再生したものを再利用です。
サンポール風呂でサビを落としてから、ピカールで磨き脱脂してからクリヤ塗装してます。

■チェーンカバーのフタを取り付け

チェーンカバーもキレイになりました。トップコートにクリア塗装してます。

■スタンドのバネ交換

スタンドのバネを交換しました。

購入するときは、バネの長さのサイズがいくつかありますので計ってから買いましょう。

[amazonjs asin=”B006MPSHCU” locale=”JP” title=”自転車 スタンドバネ L 14000″]

■アルミカゴの取り付け

すっごく軽いアルミ製のカゴです。学生さん用ならステンレスのが丈夫で変形しにくいですね。

[amazonjs asin=”B00SVQ9Z8S” locale=”JP” title=”PALMY(パルミー) アルミワイヤーバスケット AL-4 アルミシルバー”]

■前輪(オーバーホール後)

前輪もきれいになりました。

■前輪(オーバーホール前)

■後輪(オーバーホール前)

■後輪(オーバーホール後)

■オーバーホール後のママチャリ

やっと、組み立て完成しました。塗装は地味目にしております。試乗後の感想は、ギアチェンジがとってもスムーズになりましたね。タイヤも新しいのでゴムが地面に食いつく感じが伝わります。

また、長く大事に使っていきましょうー☆

■ママチャリオーバーホール完了

[amazonjs asin=”4774782882″ locale=”JP” title=”最新ロードバイクメンテナンス入門 (COSMIC MOOK)”]

おすすめ