【ウィッシュ】令和3年の車検前の整備【DIY】

【ウィッシュ】令和3年の車検前の整備【DIY】

【状況】

2021年の車検整備の続編記事である。前回は、エンジンルーム内のメンテナンスを行ったので今回は、下回りの整備を行っていきます。

作業内容は点検記録整備簿に沿ってやりますが、主には

  • ブレーキの点検(ブレーキライン、ブレーキフルード交換、パッド、点検、清掃)
  • タイヤ交換(冬タイヤから夏タイヤへ換装)
  • ブーツ類やドライブシャフト、ショックの油漏れなど点検
  • 下回りの点検(マフラー周りサビ過ぎていないか、穴などがないか)
  • オイル交換

【作業開始】

これはスタッドレスタイヤなので夏タイヤへ交換します。
雪が降るエリアではないのですが、2020年の年末は寒波が何度か襲来したので交換しておきました。
肝心な時には交換済みになっていないと車庫からすら出せなくなります。
→備えあれば憂い無し

この状態でタイヤのボルトを全箇所緩めておきます。

いつものジャッキアップ。この写真のように前輪をあげる時は後輪に輪止めは忘れないように。

ジャッキとウマの3点支持で安全に作業しましょう。

ボルトを外してタイヤを外します。

 

走行距離13万km超の割には摩耗自体は少ないローターですが、摩耗深度、ヒビ割れなどを確認します。

パッド厚も問題なく掃除のみ。

奥の視線を移して、エンジン側のブーツ類なども確認。グリス漏れや破れなし。ガタツキなども確認。

エンジンの裏側です。シリンダーブロックの間のオイル滲みやタイミングチェーンカバー辺りのT字の部分の滲みを確認します。この車は若干滲んでいるのですが、今回はほとんど滲みなし。過去に入れたケミカルが効いたのかな。

過去に2回ぐらい入れてます。

この点検をタイヤ4カ所分やります。

ブレーキフルード交換

ブレーキフルード交換です。

まずは、エンジンルーム内のブレーキリザーバータンクの古いブレーキフルードを灯油を抜き取るようなスポイトなどで抜き取り新油を入れます。

新油を入れたら、継続して抜いてもどんどんブレーキフルードを補給できるようにボトルを逆さにして固定します。今回は、砂ホコリなどが入らないように即席完全カバー式固定台を作りました。

意外とそよ風でブラブラするのがイヤな感じだったので過去の教訓を生かして今回は固定式にしました。

かなりガッチリ固定できましたね。

WEBマスターの負圧式ブレーキフルードブリーダーの圧縮空気を作り出すエアーコンプレッサーです。

これは低騒音ではないタイプなのですが、タンクが大きいので作業自体はしやすいです。

事前に固着を緩めておいたキャリパーの8ミリのブリーダーボルドにゴムキャップ部を差し込みます。

この時にキャップ周りやネジ部にグリスを塗ると隙間からのエアーをシャットできます。

エアホースを差し込みグリップを握れば吸引開始します。グリップはレバーを継続吸引に固定できる金具がついてます。ロック機構。

ブレーキの配管が長い後輪からがオススメ。

後輪250ccずつ前輪200ccもやっておけば十分だとは思います。

使うブレーキフルードはDOT3です。

交換タイミングは2年置きなので車検時に交換しておきます。

使い方は、マスター側のタンク内のフルードを絶対に切らさないようにしてから、下から吸い取るだけです。

ブレーキフルードブリーダーで吸い取ってる様子の動画

完了したら吸引しながら8ミリレンチでボルトを締めて流路を封鎖します。

本締めは、

ネジを舐めない工具で過剰トルクにならないように締めます。

走り出す前の試運転の際にはエンジンをかけたらスコスコとブレーキペダルを何回も踏んでおきましょう。初回時は、万が一の為に、パーキングブレーキでも止まれるように心の準備を。

エンジンオイル交換

ジャッキアップついでにオイル交換も行います。

WEBマスターは1年に1回のこの5月頃に交換します。

車用のオイルキャッチパンをセットしてからオイルドレンボルトを外します。パッキンを新しい物を用意。

トロトロっと抜けてきます。

WEBマスターは、5W-20を入れ続けていますが、この車は、5W-30でも0W-20でも問題ないでしょう。VVT-iユニットがあるので右の数字が30番より上は入れない方がいいかも。エンジンは燃焼室だけじゃなく油圧を使って動く機構があるのでそのメカの事も考える必要があります。

いくらサラサラの5W-20でも1年使うとこれぐらい。

今回はオイルフィルターは換えないので、これでボルトを締めてから新油を入れます。

新油を入れます。作業としては、この後にエンジンルームクリーニングを行っています。

新油を3.7Lほど入れましたら、チェックゲージを引き抜いて確認。

後は、4輪をキチンと戻しましてボルトの閉め忘れなどを確認してブレーキの試運転を確実にやっておきます。

廃油処理について

この後、4L缶に入れてガソリンを入れるついでに最寄りのガソリンスタンドさんにいつも廃油処理をお願いしています。

ビニール袋を2重にして新聞紙で包んでから運ぶと汚れ難いですね(^^くれぐれも車内でこぼさないようにしましょう。

記事では、前後しましたが、このあとは、エンジンルームクリーニングに続きます。

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