【ウィッシュ】エンジンマウントの交換【ZNE10G】
目次
【ウィッシュ】エンジンマウントの交換【ZNE10G】
今回は、エンジンマウントを交換しました。
※自分の車の自動車整備に資格は不要ですが、間違った整備は事故につながる可能性など
ありますので自己責任の元、作業を行ってください。
※新旧エンジンマウント比較写真
状況
トヨタ WISH ウィッシュ 前期 ZNE10G X-Sなウイッシュ君です。
実はしばらく前から、ドライブギアに入れてブレーキを踏んでいるときの振動が気になるようになっていました。
なかなか、振動の原因が絞り込めなかったのですが、考えていた一つの原因であるエンジンマウントの交換にチャレンジしてみました。
実際問題、新車から11年目で走行距離も約11万KMですからゴムブッシュがいろいろへたっているとは考えていました。
でも、今回、エンジンマウントを1カ所交換みたわけですがここまで改善するとは思いませんでした。劇的によくなりました。
というわけで、修理開始です。
ウィッシュのエンジンマウント交換作業開始
まずは、エンジンマウントの調達。
エンジンマウントは、
エンジンマウンティング インシュレータSUB-ASSY RH 品番12305-22240
になります。
車の進行方向で見ると右上のクーラントのタンクがある下です。
このエンジンマウントは、1番デカイ奴でエンジンを吊って車体右側に振動を伝えないようにする重要な箇所のエンジンマウントです。内部には油液封入されておりアイドリング時の不快な振動も吸収できるようになっています。
位置的にも交換しやすい場所なので、DIYでもがんばればいけるでしょう。
ただ、自動車修理に慣れていない人はいくつか苦労する箇所があるのでうまくお伝えできれば幸いです。
まずは、
エンジンフードオープン。
ジャッキでオイルパンを若干押し上げます。
エンジンマウントはエンジンを支えてる部品です。
交換の際には、エンジンを外部から支持してあげる必要があります。
次は、このリザーバータンクの脱着。10ミリのボルト。
エンジンマウントは14ミリのボルトで4本のボルトとナット2カ所。
ジャッキアップしないとエンジン側のボルトが抜けないので注意。
平行にしてあげる必要があります。
裏側のナット2カ所は短めのメガネレンチとスパナを駆使して気合いではずします。
きつくはないんですけど、せまいので作業は相当やりにくいです。ここが難所。
マウントのボルトは、エクステンションバーがあれば楽勝です。
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気合いではずしました。
ボルトは若干錆びているような。ブラシで磨いておきました。
新旧エンジンマウント比較してみた。
劣化の程度は一目瞭然でした。
まず、左が新品。右がはずしたもの。
上部のゴムが右側のはずしたものはへたってすきまが開いています。
エンジンの位置がかなり下がっていました。
古いエンジンマウントはこんなに隙間がひらいてしまっています。
新しいエンジンマウントはぴったりと閉じて押しつけています。
あと、古いエンジンマウントは、グニャグニャに手で簡単に動きます。
裏側を見ても液貯まりの部分がヘロヘロになってしまっています。
上から比べると、右の古いエンジンマウントはあきらかにゴムが下がって隙間があいています。
これはもう要交換ですね。
ファンベルト交換
せっかくここまでバラしましたので一緒にできるファンベルト交換を行いました。
走行70000kmで1回交換しているのですが、一気に出来る今がチャンス。
マウントはずさなくてもできますけどね。
この工具でベルトテンショナーを押し下げます。
押し下げると、ベルトが緩むのではずれます。
交換2回目なので楽勝でしたね。ひび割れはありませんが、硬くなっていて若干延びてはいました。
純正品番:90916-02574
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ウィッシュは一本のベルトでオルタネーター、コンプ、ウォーターポンプを回していますので
丈夫な太いベルトが使われいるので寿命も長いです。
が、お値段も3000円代から購入できるのでサクっと交換します。
エンジンマウントの取り付け
仮乗せしてみると、あれれ、ジャッキ下がりましたかね、、と思うほどエンジンの位置が低い。
古いエンジンマウントがかなりへたっていてエンジン位置が下だったんですね。
ジャッキで位置を上げてやりボルト穴をまっすぐにしてやります。
ボルトで固定し取り付けできました。
これで、エンジンマウント交換作業は終了です。
その他の箇所の点検。当然やります。
おっと、タペットカバーパッキン周囲からのオイル滲み確認。
オイルの継ぎ足し。
次回は、タペットカバーパッキン交換ですね。。
クーラントが若干減ってますね。
だが、水漏れは発見できず。微細な漏れもあるので今度様子見。
補給しておきます。
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で実は、WEBマスターのウイッシュ号くんは、他にもチェーンテンショナーの付近の
チェーンカバーとシリンダブロックの隙間あたりからもオイル滲みがあります。
ひどくはないのでもう何年も様子見の場所です。
ここはおそらく、チェーンカバーの脱着、シールやりなおしが必要だと思われますが
滲み程度なので掃除するくらいです。
2stの原付なんかはオイルで常に汚れている感じだし、旧車ともなれば仕方がないです。
エンジンマウント交換後は?
気になっていた信号待ち時の振動がなくなり、劇的に改善しました。
どうやら、今回の修理の目的は達成できたようです。
エンジンマウントのへたりが原因でした。
部品代は約1万円ちょっとだったのでチャレンジしてよかったです(^o^)
1件の返信
[…] 前回の記事(【ウィッシュ】エンジンマウントの交換【ZNE10G】)でオイル滲みを発見したので今回は、この滲みの原因のタペットカバーパッキンを交換することにしました。 […]