Coleman(コールマン) LED フェスライトの点滅をおしゃれに改造した。【制作編】
Coleman(コールマン) LED フェスライトの点滅をおしゃれに改造した。【制作編】
状況
Coleman(コールマン) LED フェスライトを今回は、DIYで光の点滅方法を変えようと思い立ち改造しましたので紹介編に引き続き制作編です。
Coleman(コールマン) LED フェスライトとはいわゆるキャンプナイトを彩るヒカリモノである。
このタイプは、紐状になっていてLEDライトが複数数珠つなぎになっていてタープの軒先などにぶら下げるとなんとく雰囲気が出ておしゃれでかっこいい。林間キャンプは、ほんとに真っ暗なのでよく映えるのである。
Coleman(コールマン) LED ストリングライト(紐状になっていてLEDライトが複数数珠つなぎになっているタイプ)には、電球色のLEDが点滅するシンプルな赤ランタンタイプのモノとこちらの鮮やかな蛍光色のフェスライトタイプがあるが、オリジナルのものは、点灯モードが普通に点灯、ピカッピカッピカッと工事現場の案内用のLEDライトのようにちょっと味気ないなと思っていた。
そこで今回は、市販のLED点滅キットを使って簡単な電子工作でDIY制作に挑戦した。
制作開始
まずは完成イメージの確認です。
オリジナルの回路は、コントローラー兼電池ボックスで電源ボタンはプッシュタイプで1回押すと点灯、もう1回押すと点滅、もう1回押すと電源OFFといった単純なもの。
これを配線をカットして、DIY制作したコントローラーに交換します。
オリジナル回路をいろいろ調べた結果、どうやらこのLEDは全て白色LEDでアクリルの蛍光カバーで色を分けているだけの構成でした。
なお、電池3本の4.5V回路ですが、LEDは、かなり特殊なタイプで白色LEDを光らせている割には、LEDの配線には3.2V~3.4Vしか印加されていないんです。
この部分、わからない人が多いと思いますが、白色LEDを光らせるには約3.7V以上の印加電圧が必要です。
エー電池3本だから問題ないでしょ。と思うかもしれませんが今記載したように、新品アルカリ電池を使っても回路には、3.2V~3.4Vしかかかっていません。
1個ミニランタンを分解してみたところ、どうやらドライバー回路が入っているモジュールタイプのような感じです。※この部分は間違っていたらごめんなさい。
どういうことかというと、LEDドライバ回路が内蔵されていてこれが適当に電圧を増幅してLED点灯に最適な電圧に調整してくれます。最近はこれがものすごく小型化されているのでモジュール化されていると外部からはわかりにくいです。LEDの中に内蔵されていて自己点滅、RGBタイプのLEDもあるくらいです。
このような回路構成で作っておけば利点はあります。
- 電池駆動でも電池を最後まで絞って使えるので無駄がなくなる。
- 並列接続の本ライトでも個々のLEDの明るさのムラをなくせる。
- 電池がなくなるまで明るさを保てる。
とにかく、ここまでの説明をまとめると、DIY回路作った場合でもLEDのラインには3.2V~3.4Vの電圧で調整していけば問題なさそうです。上限は気になりますがたぶん、USB5Vを直で流すとまずそうですから、USB電源を利用する場合には、降圧回路が必要です。
完成イメージとしてはこんな感じですね。
ということで制作です。
LED点滅キット
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このキットは、実はPICマイコンというワンチップのマイコンでありプログラムが組み込まれている優れものです。マイコンチップ自体は、100数十円ですがプラグラム作成の手間と焼き混む手間を考えたら格安です。
組み立て時には、20W半田ごてで素早く取り付けてください。ジャンパーピンは付属しないのであまった抵抗の足の切ったものを利用です。
上記の回路を基本にして電源回路の制作、VR(ヴォリューム)、電源スイッチ、モード切替用のロータリースイッチを取り付けていきます。
電源回路です。
キットのLED点灯部に大きな電流が流せるトランジスターを別途取り付け、
LEDミニランタンの電流制御用にします。
電源回路には、5Vの入力電圧を3.3Vに変換してくれるDCDCコンバーターモジュールを使います。
最大定格電流700mAなので余裕の性能です。抵抗を使って電圧を下げるより省エネになり電池が長持ちします。
USBから来た5V電圧は、このモジュールでDC3.3Vに変換されます。
この3.3Vを使ってキットの回路の制御とミニランタンを点灯します。
キットの回路基板です。組み立ては部品点数も少ないのでキットの制作自体は簡単です。
写真※
各スイッチ類の配線と3.3V電源を繋ぎます。
ロータリースイッチは、秋月で購入した4回路3接点のもの。
連続点灯、蛍点滅、キャンドル点滅を切り替えます。通常点滅は省略。
USBポートの穴の位置を確認してケースに穴を開けます。
ダイソーのハンドピンバイスを投入。昔、ミニ四駆の軽量化の穴あけによく使いました。
いい感じに収まりました。
あとは、ホットボンドでラフな感じに固定します。
ボリュームやスイッチの取り付けはさらっと流しました(^^;
さて、今回はこの無愛想なコントロールボックスもおしゃれな感じにしてみました。
自作で電子工作をするとどうも最後のケースに入れた後が、ださいんですよね、、
なので、今回は、写真にも映っているダイソーのデコパージュに使うベース液とコート液を使ってケースをデコーパジュでナウでヤングなディズニー柄にしていきます。
これはセリアで売っていたディズニー柄のトレーシングペーパーなのですよ。
でこれを適当な大きさに切って、ベース接着剤を塗っては張り、塗っては張り
張っては塗りを繰り返して、乾燥したら仕上げにコート液でツヤを出したのがこちら。
やってみた乾燥。
思っていたよりうまく行きました。
最初は大分シワシワだったり、張り付きが悪かったりしたんですが乾燥するとシワが減ってきれいな仕上がりになりました。コート液を塗るとツヤがでてキレイになりました。接続部のコネクターは防水仕様です。
完成
Coleman(コールマン) LED フェスライトの点滅をおしゃれに改造した。
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