【三菱電機】掃除機の修理【ブラシ交換】
【三菱電機】掃除機の修理【ブラシ交換】
【状況】
我が家の掃除機がある日、電源を入れてもウンともスンともプスリとも言わなくなったらしい。ちゃんとコンセントを差しているのにもかかわらず。
こんな時はWEBマスターに緊急連絡が入り往診の要請が入る。
しかし、掃除機を2~3年ほぼ、毎日使っていて突然動かなくなったということは原因はアレだなとすぐに思いつく。
掃除機は、ブラシモーターなのでブラシが入っている。ブラシといっても歯ブラシみたいに毛が生えているわけではないが、いわゆるモーターの整流子の部分である。
今回は、このモーターのブラシを交換する。
【修理開始】
まずは分解。
分解しました(゜Д゜)
では、モーターにとりかかりましょう。
これが掃除機のモーターです。消音スポンジに包まれてたりブラシのカスのカーボンの粉がたっぷり溜まってたりしますが、とっぱらいます。ブラシが見えてきました。
下が取りだしたブラシで上が新品のブラシ。
これはなにかをいじったとかではなくて取りだしたままの状態を新品と比較しています。
中にスプリング入っていてブラシを押しだしていますが、下はすり減って短くなっていますね。
この長さがもう利用できる限界でこれ以上は電気的に回転子に接触がなくなりモーターが回転できなくなります。要交換です。
部品番号は M11 C45 631 三菱電機
はい、新品ブラシを2カ所交換しました。
モーターのファン側にゴムのフタをかぶせて
スポンジを巻いてから樹脂のカバーをはめますけどスポンジが切れたのでスポンジは撮影時は省略。
コネクタは間違って差し込みできないですが強引にはめこんだりしないようにしましょう。
アカとかクロとか基板に印刷されています。
掃除機の基板はこれだけです。差し込み忘れなどをきっちり確認してください。
これは基本なのですが、半差し(差し込みが甘い)や無理矢理、違う場所にはめ込むなどがないように確認してください。
よくありそうなのが、組み立て時にどっかに配線がはさまって無理矢理組みたてて断線するケース。
この辺りは、バイクや自転車のチューブにも共通する事案です。
お腹の部分です。この何もないところにモーターを取り付けます。
掃除機らしくなってきました。モーターの向きはファンが吸い込み側になります。
ホースのスイッチへ繋がる配線の経路を確認してカバーをはめていきます。
コードは、カバーの穴付近の部品がはずれるのでコードを通してから部品を戻します。
ホース側のカバーをはめます。
掃除機の下側中央付近のパネルの内部にネジがあります。
掃除機は、2015年製なのでまだブラシ交換で済ませたいですね(^^
三菱掃除機TC-FXD8P-S
紙パック式です。
ネジを締めていきます。
忘れずに。
ここが表に見えている最初にネジになります。
ホース側は、このハンドルの上カバー(ハメ込み式)をはずすと見えてきます。
パチっと戻せばOKです。
紙パックを戻します。
WEBマスターのお家では、紙パックは純正のみです。
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この純正紙パックMP-7を使うと、掃除機の排気臭がほとんどしないんですよ(^^互換品の紙パックだと、臭いはかなりするものが多いんですが、純正品はほんとに臭いがしないです。
コードの巻き戻し機構の確認OK。
車輪の状態OK。
組み立て完了したのでテストした結果は成功!だったのですが、パワーブラシが作動したりしなかったりなので調査。
接点にゴミがいっぱいついていたのでクリーニングしたり
スライド接点に接点復活剤を吹いたりしたのに変わらず。
どうも症状は接触不良なので、順番に端子を確認していくと、、うわ、摩耗してる!(゜Д゜)
電源入れたままはずして短くして掃除したりしますからねー(^^;)マイクロ放電で端子が減ってるんですよ、、
少し、回転させて接触する場所を変えてから接点復活剤で掃除しておきました。
メス側に、接点グリスを塗っておくと良いかもしれません。
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昔の機械式接点だったラジコンによくつかってました。砂が入ってジャリジャリになってましたね、、
これにて、すべて完調になりました(^o^)