掃除機の回転ヘッドの修理
掃除機の回転ヘッド(電動ブラシ)の修理
【状況】
オフクロ殿が掃除機を使用中に、電動回転ブラシの甲高いキュイーンという音がしない事に気がついた。
調べてみると、電動ブラシのスイッチのON/OFFに関わりなく動作しないようだ。
【修理開始】
ひとまず、分解掃除だ。
犬を飼ってるいるので、犬の毛とか綿埃がたくさんつまっている。
モーターや基盤の冷却スリットにもびっしり。
原因はこれか!ポリスイッチ(いわいる自動復帰する温度フューズ)が熱で作動しっぱなしで
電源カットされているのかと思ったが、コールドスタート時から動かないのは変。
さらに、分解。
あふれ出るホコリに悪態を突きながら、ハウスダストを吸い込み、アレルギー性鼻炎のくしゃみが。
ヘッドの上の上のカバーを開けた時である。
原因がわかった。電源ケーブルの断線だった。
見事にスパッと切れてますね。
1年はもったわけで、ウチは毎日掃除しているので、疲労が溜まったのでしょうね(笑
それにしても、ちと軟弱じゃないかな。
これは【修理後の写真】だけど、両方このように配線処理しとくべきだと思う。
特にヘッドの首振りによって多少動きがあるので、配線の付け根には疲労がたまる。
原因がわかればさっさと作業移ります。
半田で金属端子と接合。
こういうコロコロしている部品って固定しないと難しので、プチ万力に、半田作業サポート用ピンセットで
固定してなんとか接着。
ポロっととれそうだけど、意外にしっかりくっつきました。
熱収縮チューブを先に入れておきます。
あとは、チューブを半田ごてであぶればぴたっと縮んでOKです。
あとは、元のように組み立てて修理完了です。
また、軽快な動作で掃除ができるようになりました。
この部分だけでも部品で購入できますが、電動ヘッドで6000円ぐらいするのかな!?
【修理完了!】