【ウィッシュ】フリップダウンモニターの取り付け【DIY】

【ウィッシュ】フリップダウンモニターの取り付け【DIY】

【状況】

2020年の7月頃のお話。

今回は、WEBマスターのウィッシュ(初期型ZNE10G)に後席フリップダウンモニターを付けました。
実はもう車齢14年超ですが、後席モニターはあった方が後ろに乗った同乗者が静かになっていいな!と薄々思っていました。ただ、乗車頻度が高くないので都度その考えをやり過ごしていましたが、フリップダウンモニターをいろいろ見ていると、中古が安いんですよね(^^;)とっても。約7000円程度。

もう悩む金額でもありませんので取り付ける事にしました。そして、ウィッシュ号くんの場合は、とても取り付けが簡単な方の部類になるんでないかと思います。

そして、今回、実は、ドラレコの故障(コンデンサ液漏れ)にてドラレコを前後2カメラタイプに交換したので、こちらの記事は別記事ですが、作業自体は同時やっているので配線作業の写真がかぶりますのでご了承ください。

では、取り付けて行きましょう。

【フリップダウンモニター】

メルカリで中古品をGETしました。

ウィッシュは、取り付けキットなど不要なので配線が整っている個体でちゃんと動作すればOKです。

型式は、

 

 

アルパインの TMX-R900です。

ウィッシュは後席とモニターの距離が近くなりますので、9インチモニターでOKです。

とりあえず、届いたら動作確認しましょう。
手持ちの原付バイクのバッテリーに電源をつないでリモコンで設定モードに。

安物バックモニターカメラの配線を繋ぐときれいに映像がでました。機能や動作に支障はなさそうですね。取り付けていきましょう。

取り付けネジ用の穴の位置の確認。

【取り付け開始】

取り付けの大まかな流れを整理します。

  1. 取り付け位置の確認
  2. 天井の固定箇所の確認
  3. 配線位置の確認
  4. はずしていく内装を確認
  5. ナビの脱着
  6. 配線
  7. モニター取り付け用の金具の取り付け
  8. 配線
  9. 動作確認
  10. モニター固定
  11. 内装戻し

大体、こんな流れで作業していきますが、工数が多いので慣れていないと余計な時間がかかったりしますので余裕を持って作業できる環境を整えてからチャレンジしましょう。
WEBマスターは、初夏の朝方の涼しいうちの数時間を数日使って取り付けました。※ドラレコの後部ウィンドウ配線も同時に行ったので。

フリップダウンモニターの裏面のネジの位置などの移し取った型紙を自作して天井に張り付けて位置関係を確認します。型紙の両サイドに、天井を固定している樹脂クリップが天井の梁(はり)の部分に固定されているのでこの梁の部分にモニターを固定するイメージです。天井材は厚みがそれなりにあります。

車の前部との位置関係はこんな感じ。

ちなみに、フリップダウンモニターには、天井灯の機能がありLEDランプがついていますが、このウィッシュはちょっと後ろに後席ランプがあるのでモニターのLEDランプは使わない事にしました。

とりあえず、配線穴は確実に必要なのでここからカッターで穴を開けて中の様子を確認する事に。

このドアの支柱部分のピラーをはずして天井材の隙間を作って配線することにしました。

位置関係はこうなります。天井内部の前後方向には、梁が何カ所もありますので車の縦方向に配線を貫いていくのは難しいので横に配線を出してドア周りの天井の隙間に配線していく作戦です。

Aピラーとダッシュボードをはずして、フリップダウンモニターの専用配線を通します。
この針金は、ワイパーのゴムの中に入っている平いな細い針金ですけど腰があって最高ですね。

隙間に入れていきます。

写真の方向が左が上ですが、針金がでました。

モニターの専用ケーブルを通します。ちょっと太くてごつい線です。

ドアとドアの間のピラーをはずしてドアモールをはずして天井パネルを浮かします。

なんとか通線しました。

ゴムパッキンをはずしたドア周りです。天井材の隙間に配線を押し込んでいきます。

このドアのピラーは下からはずしていきます。

ドア周りのゴムパッキンをうまく嵌合しているのでちょっとづつ浮かしながら外します。

最後に上部ピラーもはずします。

ここまではずれれば、ブラブラさせておけばOKです。

前席のドア周りの天井材の隙間に押し込んでAピラーまで通します。順番は、前からですけど。

この辺りをゆっくり作業すると少々時間はかかります。

Aピラーに配線をタイラップなどを使って綺麗にまとめます。

フルセグのナビはカロッツエリアの楽ナビLITE。
ナビの後ろからモニター出力端子が出ています。

ナビの脱着。詳細は、ドラレコの取り付けの方でお見せすることにします。こっちが長編化しておりますので。

このゴチャゴチャケーブルの中から

リアモニター出力端子を探します。

しかし、モニター側からの配線もメスのピンプラグ、モニター出力もピンプラグメスなので、オスオスの変換プラグが必要です。WEBマスターは、短めのAVケーブルを探してきて接続しました。

アクセサリー電源を入れてナビを起動してモニターを映します。ここで、フリップダウンモニター-を仮に接続して動作確認します。

車載状態にて動作確認OK!なのでフリップダウンモニターを取り付けていきます。

【フリップダウンモニターの固定作業】

さて、WEBマスターはどうやって取り付けたでしょうか。
このアルミ角棒を切り出した部品を使います。

このアルミの角材を使って、天井の梁と内装材の間隙を埋めます。

固定方法は、台座ワッシャを使って天井をぶち抜かないように長さを調整してドリルネジで穴も一緒に開けながら固定していきます。

2カ所をドリルネジで固定して、真ん中は、ブラインドナットを使って4mmのネジを使えるようにします。

ネジで固定するとこうなります。

中央はブラインドナットをかしめてあるのでネジが効きます

中央のネジが重心になっているので中央穴を使って天井の梁に固定。
おっと、これだけ?とれちゃうよ?と思いますよね。

なのでさらに4カ所を固定していきます。

ドリルで天井にネジ穴からキリを差し込んで直接穴を開けます。

ボツボツと4カ所新たに開口しました。

ピコパコ!トグラー!
これは、中空壁にビスを効かすことができるようになる建材に使われるトグラーと言う製品名の商品です。

このような商品は他にいろいろありますが、このトグラーがピッタリです。

ネット上を検索しましたが、2020/9現在では、他にこれを使っているブログや記事は発見できませんでした。

このトグラー差し込んで

同封の樹脂のピンを差し込んで強く押すと中で広がってネジが効くようになります。

あとはタッピングねじでも効くようになりますが天井をぐれぐれもブチ抜かないように。

取り付けて、天井材のプラネジを2カ所戻して、フリップダウンモニターを固定できました。
中央が構造材の梁に固定され4カ所のネジは天井材に固定されたことになります。天井材そのものが10mm近い厚さのある丈夫な板状になっていますので約1,5kgほどのモニターなら問題なさそうです。

もう一度、確認しましょう。開口面積は最小限に抑えられました。

取り付け後の動作確認OKです。綺麗に地デジが映りました。

あとは、ナビを元のように収納してケーブルを整えてしまって戻していきます。

電源ラインは今回はこの4分岐にする固定端子を使いました。
元々、アクセサリー電源を引っ張っていたのですがこれにまとめます。

 

アースを固定して

AVケーブルが振動などで抜けないようにビニールテープで固定します。

電源ターミナルを固定。

後部から除くとこんな感じになりました。
バックミラーの邪魔にはまったくなりませんでした。

ピンケーブルを使ったアナログ接続ですがモニターが7インチ程度なので綺麗に映りますね。
後席モニターは、ナビ画面にしてもTVが写り続けますので後席の人はナビ画面に邪魔されずに視聴できます。

【フリップダウンモニター取り付け完了】

今回は初期型ウッィシュに今さらながらフリップダウンモニターを付けてみましたが、格安で上手く取り付けできました。その後、2ヶ月経過時点で高速にいったり運用中ですが、いきなりはずれてくるような事態にはならずに快適に後席の人がTVを視聴できています。ナビはパイオニアの楽ナビLITE MRZ99。受信状況は、年式は古いですが、リアルスペック 4チューナー×4アンテナ」地上デジタルTVチューナー搭載なので走行中でも綺麗に映ります。

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