【ウイッシュ】ドライブシャフトブーツの交換【ZNE10G】

※自分の車の自動車整備に資格は不要ですが、間違った整備は事故につながる可能性など
ありますので自己責任の元、作業を行ってください。

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※驚きのアイキャッチ画像【これってオイル!?】
ちなみにこれは自分で分解中の写真です。

【状況】

当WEBマスターの所有のウィッシュも9万Kmを超え車検の時期がまたやってきたので
まずは自主点検をすることにした。

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軽くジャッキアップして車体下部の点検します。
ジャッキアップしただけの状態で、車の下に潜ると危険ですので
ウマを2カ所使ってなおかつジャッキで軽くテンションをかけて3点支持しておきます。
後輪の輪止めは忘れずに。
柔らかい地面や傾斜がある場所では、さらに安全対策してください。

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まずは、前輪駆動車のポイントのドライブシャフトブーツの点検。
右前タイヤ側(アウト側)うん、異常なし。

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次は、右前のエンジン側(イン側)に目線をずらしていくと、
ちょっとなんでそこの付け根湿ってるの!?
周りを見るとなんか回転体が液体をぶちまけたような跡が多数。

おっと、ブーツに異常はないけどどうやら内部のグリスが漏れでたのか
滲んだのかは不明だけどとにかくグリスが出てきた形跡がある。

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もっとよく観察するとグリスがブーツのシャフト側に液状化して滲みでて
付着している。

どうやら、グリスの劣化により内容物が液状化しつつあり、その中のおそらく水分が
沸騰して圧が高まった時(もちろん走行時の摩擦熱)に吹いたんではないかと想像しました。

さて、これは放置できないので中のグリスを交換する修理を行うことにしました。

【修理開始】

まずは部品手配しました。
ドラシャブーツの交換ですが、今どきでは分割式ブーツと言って簡単に言えば、
ドライブシャフトを外さなくてもブーツだけ交換できるようになっているタイプも
世の中に出ています。これはそのタイプ。

そして、ウイッシュに適合するインナー(エンジン側)もありました。

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これです!パクっと割れているでしょう。ここからシャフトを入れてあとで閉めることで
一体化します。

このタイプはゴムブーツでゴムの摩擦と接合部分内部の金属バネによって密着させる
んですが、そのままでは、はまりませんので作業時は接合部分に潤滑剤を塗って乾くまでに
はめればうまくいきます。そして、潤滑剤が乾燥すれば密閉されます。

さて、ジャッキアップしてウマで車体を保持してから安全確認して、
車体下部に潜り込み、まずは古いドラシャブーツを切り裂きます。

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液状化してたのは覚悟してたんですが、そのやわらかさと量が意外に多く
うわぁぁあぁぁぁあ状態になりました(^^;

ウエスいっぱい用意しといてよかったです。
これなら噴出してしまう理由もわかるってもんです。

これを放置して、グリスが漏れてるからって金属バンドを締め上げるだけの修理だったら
用をなしていないグリスによって早晩、ドライブシャフトが逝ってしまわれたでしょう。

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そして、今回はブーツに付属の等速ジョイントグリスではなく
AZ 極圧有機モリブデングリス ウレアベースを入れてみることにしました。

これはまず、水に強く熱にも強いです。ウレアベースということで耐久性も期待できます。
車齢が10年選手ですからこれを入れたらもう廃車まで行けると思われます。

若干、硬さが上がりますがその分、振動も減って高年齢車には良いかもしれませんね。
ということで採用しました。

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水になったグリスがどんな奴かわからないので、ブレーキクリーナで洗浄しました。
まぁ、出てくる出てくるーウエスで拭きとったりタイヤを回しながらちょっと時間をかけて洗浄です。

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トリボード型等速ジョイントが採用されています。
伸び縮みかつ回転軸の角度が自由です。
目視点検では、ガタやキズ、異物は確認できませんでした。
グリスの再充填とブーツ交換で十分いけるでしょう。

しばらく、自然乾燥させてブレーキクリーナーを飛ばします。
その間に、他の部分をさらに点検。

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下回りにキズ、錆びなど発見。

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ブレーキクリーナーで脱脂だけ簡単にして、
シャシーブラックで塗装しておきます。
サビも早めの対処で簡単に処置できます。

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ちなみに、KYBのショックに交換してありますが、ブレーキホースその他も異常なしでした。

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十分、時間経過した後、AZ の極圧有機モリブデングリース ウレアベース を入れていきます。
分量はブーツと一緒に入っていたグリスと同じ程度の分量です。

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グリスを入れたら、ブーツにグリスが付着すると接合不良の原因になるので
箱のフタでこのように養生します。
ブーツはグリスまみれの手で絶対さわったりグリスが付着しないようにしてくださいね。
ここではあえて絶対と書いておきます。グリスが接合面についたら脱脂してください。
グリスが付いた状態で接合すると接合不良で後々、問題がおきます。

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そして、接合面に付属の潤滑剤を塗ってからシャフトに組み込んで太い方からはめていきます。

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ハメ方は、焦らず溝をちゃんと合わせて指でつまみながら押し込む感じでやっていけば難しくないでしょう。

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そして、カップの溝に合わせてハメれば定位置です。

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そして、ワンタッチになっているバンドをはめ込み閉めて作業終了です。
見た感じは隙間があるなーっていう感じはしますがしっかりはまっていますよ。

そして、半年経過して高速道路も何回か行きましたし車検も通りました。
数千キロは走行しましたが、グリスも漏れず見た目もこの写真のままです(^o^)

修理成功!

 今回の作業で使ったグリスは?

AZ 極圧有機モリブデングリス ウレアベース

熱安定性の優れたウレアベースのグリースに、有機モリブデンや極圧剤等を有効に配合した高品質の極圧グリースです。
衝撃荷重に強く、耐熱性、耐水性、極圧性、付着性に優れているほか、酸化防止及び機械安定性が良好です。
また、水に溶解しにくく、水分混入による軟化や漏洩がないので、長期間安定した潤滑が可能です。
グリース色も黄褐色のため目立ちません。

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基本的に、後入れの高性能グリスです。

安くて黒い色の二硫化モリブデングリスの3倍ぐらいの価格ですが、

耐熱性UP、耐水性UP,耐久性UPですから、せっかくDIYでやるなら充填しておきたいですね。

制振動性能もありますのでノイズもへり静音性も期待できます。

今回使った分割式ドライブシャフトブーツ (インナー側)※ゴム製

トヨタでも扱っているスピージーの製造元のミヤコ製の分割式ドライブシャフトブーツです。

作業の楽さ加減はご紹介の通りです。頑張れば自分でもできます。

ゴムもかなりしっかりしたゴムで半年程度の使用ですが、今後の耐久性も問題なさそうです。

割れ目からグリスが滲むようなこともありませんでした。そもそも、グリスが劣化して液状化してしまえば割れ目からじゃなくても漏れることがご理解いただけと思いますので、液化しにくい高性能グリスを充填しておけばグリスが漏れることはないと思います。

前後のバンドも工夫されていてワンタッチでかしめられますので余分な工具も不要です。

特に、グリスにこだわらなければ、同梱のグリスを使えばさらにお得です。

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ミヤコ 型式M-574G WISH 初期型X-S対応です。

最終的な適合確認は必ず自分で確認してください。

取り付け時は、くれぐれも接合面にグリスなど油脂類を付着させないでください。

特にシャフトにかぶせる時に、シャフトにグリスが付いているとそのまま

付着する可能性がありますので丁寧にゆっくり作業しましょう。

今回使ったシャシーブラック塗料スプレー!

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車体下部の塗装はがれや錆び進行防止に。

ジャッキアップ作業に!必需品!ジャッキスタンド 通称:ウマ

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ジャッキアップだけで車の下に入るは大変危険ですので、車体前部両端のジャッキアップポイントにかませてください。また、車のジャッキポイントの形状に合わせてクッションラバーを使うと車体が痛みません。

前輪を上げている時は後輪に輪止めを必ずはめてください。

そして、作業前には各部が確実に安全な状態になっていることを確認してからとりかかましょう。

 

車体下部整備に便利な寝板~地面に寝転がりながらの作業に!

段ボールや捨てる毛布でもなんでもいいんですけど継続して作業したり1家で2台ある方なら要検討ですね。

なれない作業なので微妙に体の位置を動かせる寝板は楽に作業できます。

その後の様子※追記2016年1月

DSC00832 DSC00833

FRとFLのインナードライブシャフトブーツの交換後半年後の様子。

割れブーツの割れ目もぴったりと閉じていて中のグリスも漏れたり滲んだりする様子は
確認できませんでした。取り付け状態は良好です。

走った距離は3000km以上だと思いますがハンドルを切った際にたまに出たゴリゴリっとした異音がまったくなくなりました。ドライブシャフトが逝かれる前に、グリスも入れ替えた事でドライブシャフトの寿命もかな伸ばせたと思います。

その後の様子※追記2016年10月

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FLのインナードライブシャフトブーツの交換後1年半後の様子。
走った距離は1万km以上になりました。
グリス漏れも確認できず。

極圧有機モリブデングリスもきっちり仕事をしてくれているようで、ゴリゴリ、ゴツゴツなどの
異音は一切感じなくなりました。

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