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【徹底分解】ママチャリのオーバーホール~4日目【DIY自転車整備】

【徹底分解】ママチャリのオーバーホール~4日目【DIY自転車整備】

【4日目修理作業開始】

4日目に入りました(^^;)サビ取り行程など手間がかかる仕事が多くなかなか時間を取られます。今回のオーバーホールでは、『サビない自転車作り』を考えていますので工夫しながら作業しています。

■フレームのクリヤコーティング

つや出しと耐サビコーティングもかねてフレームは、洗浄乾燥後、高耐久ラッカークリヤースプレーを吹きます。

今回は、メッキの上からなどいろいろ使っております。

自転車を固定する台が便利です。

何回か重ね塗りすると、ツヤツヤになります。

きれいになりました。

■後輪内装3段ギアの分解注油整備

次の行程は、シマノ 内装3段ギアの分解整備です。

☆☆注意事項☆☆
この内装3段ギアの分解は、機械整備に慣れていない方がいきなり挑戦すると元に戻せなくなる可能性が大いにありますのでご注意ください。利用するグリス種類や粘度、玉押しの調整具合によっては元のフィーリングには戻らなくなる可能性もあります。また、作業工程も多く作業姿勢もきつく意外に時間がかかりますので初挑戦の方は1、2日程度はかかりますしベアリングが破損している場合は取り寄せ日数もかかります。
心得手から作業に取りかかりましょう。

■内装3段ギア分解作業開始

後輪を取り外してから

ダブルスパナでまずは、玉押しをロックしているナットをはずします。

下のナットは薄型のレンチが必要になります。

ロックナットをはずすと次はベアリングの玉を押している通称:玉押しがはずれます。
ベアリングの玉は、リテーナー付きですがこれが傷んでいるので玉がポロポロはずれてきますので注意。
ちなみに、ボールがはずれている場合は交換が必要です。

ボールベアリングが見えてきました。

スプロケットを持って引き抜くとラッチがある部品がついています。

また別のベアリングも見えてきました。スプロケットの下のベアリングです。

反対側も同じようにはずします。

これの外し方がわからないぞ(^^;)

とりあえず、内部メカが引き出せました。
ちなみに、故障していないときは、グリスアップだけですしオシリ側のEリングは外さない方がメンテが楽です。これを外すとセンターが狂うので注意。

内装3段ギアは、遊星ギアやプラネタリーギアなどから構成されています。
これと似た機構を最初に見たのは、小学生の頃のミニ四駆のワンウェイホイールですね(^^ ワンウェイホイールは、ミニ四駆のコーナリング時のタイヤの内輪差を吸収する要はクルマのデフギアみたいな働きをします。

パカっとギア部を露出させればでました遊星ギア。
要は、プッシュロッドを押すと

ギアの位置が変わって変速されるわけです。ラッチがあるので回転方向は一方だけで逆方向は空転します。ギア比は2速が直結で1速がやや減速、3速がやや増速です。

見た感じは、グリスが液状化していないので潤滑状態は良好で水や汚れが入ったような状況ではなく状態は良いです。ラッチのバネがちょっと頼りない感じなのでここが疲労して折れたりすると故障になりそうです。

組み付けは、古いSUMICOのモリペーストスプレー(モリブデン+グラファイト入り)の機械組み付け用の潤滑剤スプレーです。

今のグレードだと

これになります。

べたつきが少なくたれないグリススプレーです。

組み付ける時にはラッチの耳の向きを間違いないように。

ラッチは、内部のこのギアにかかります。ここにもグリスを塗布。

■ベアリング交換

今回は、7年物の自転車のオーバーホールなのでベアリングは3カ所交換です。

左側が古いもので右が新品。
シマノの内装3段は種類が何種類かあるようなので購入する場合は実物を見てから確認した方がいいかもしれませんよ(^^どちらにしろシマノから出ています。

ボールリテーナーです。

ブレーキ側のベアリングも交換してグリスを塗布。

ブレーキ側は、1/4×7玉

玉押しでこのようにベアリングを押しつけて遊びを調整するわけです。
きつすぎると回転が渋くなりますし、ゆるいと車軸にガタがでます。

■組み付ける前に、ブレーキ交換

一気に、ギアを組み付けたいところですが、ブレーキの交換を同時に行います。

元のバンドブレーキから、サーボブレーキに交換。

バンドブレーキから、サーボブレーキへは移行は問題ありません。

古いバンドブレーキのドラムを外します。

原付用のプーリ外しです。

外れたら新しいサーボブレーキのドラムを取り付けます。セットなので同時交換します。

このブレーキになると、原付スクーターなどのドラムブレーキとほぼ同じ仕組みです。

■内装3段ギア組み付け

この穴にスポット内部メカを入れます。

ブレーキ側。

スプロケット側

ベアリングセット

スプロケット部取り付け。
ここにもラッチがついていてはまりにくいので慎重にぐりぐり回転させたりしながらはめ込みます。ラッチの周りの針金が溝から逸脱していたら修正してください。

写真はないですが防水カバーをセット。

玉押しナットをセット

ロックナットを締め込みます。

玉押しの最終調整は、ホイールを自転車にセットしてから行うのでここでは、最低ガタがない程度に締めておけば十分です。

余裕があれば仮にセットしてみて指でプッシュロッドを押して変速具合などを確認してみるとイイと思います

WEBマスターはこの時点で、内装3段ギアの動作チェックがOKでしたので行程を進みます(^^

変な音がしたりスムーズに回らないなど様子がおかしい場合はやりなおしです。

【徹底分解】ママチャリのオーバーホール~4日目【DIY自転車整備】でした。

次は、再組み立て開始だよ(^^


【徹底分解】ママチャリのオーバーホール~3日目【DIY自転車整備】

【徹底分解】ママチャリのオーバーホール~3日目【DIY自転車整備】

【3日目修理作業開始】

■チェーンの洗浄

はずしたチェーンは灯油に漬けて洗浄します。

■チェーンカバーの部品を塗装

サビが取れたので、【油性カラーサビ鉄用スプレー】で塗装します。

下塗りと上塗りが一度で出来る便利な塗装スプレーです。

2度塗りしてからクリアー塗装します。

クリヤーのトップコートは、【高耐久ラッカースプレークリヤ】で塗装します。

紫外線、酸性雨、サビに強い。なんだか自転車にぴったりですね。

■クリヤーが乾燥しました。

こんなにピカピカツヤツヤに。キレイになりましたね(^o^)

■ハンドルもサビ取りした後クリアー塗装します。

ピカール金属磨きで磨きます。

磨けばまだまだ輝きますね(^o^)

■ハンドルグリップの外し方

いくつか思いつきました。

  • 石けん水を隙間から入れる
  • CRC556などの潤滑剤を入れる
  • エアーコンプレッサーのエアダスターから空気をグリップエンドの穴から吹き込む

エアーコンプレッサーを使ってみましたが、片方のエンド穴からエアダスターを入れて反対側の穴を塞いでエアーを出すとグリップがすぐはずれました。これは簡単。

ハンドルもクリアー塗装することにより、クリアーなので金属の光沢をそのまま生かせますし塗膜が出来てサビなくなります。

■BB(ボトムブラケット)の脱着

クランクを外すと次は、BB(ボトムブラケット)の脱着です。

これは、専用工具を用意。

このヘッドまわしで緩みます。

ツメをひっかけて右側は時計回しで回します。

はずれました。これでベアリングがとりはずせます。

 

ベアリングの玉押しをはずします。

玉押しでベリアングの締め付け具合を調整しています。
ベアリングがはずせましたが摩耗は少ないものの汚れがかなり付着しています。

キレイに掃除しました。

どうやらカップアンドコーン式のBB(ボトムブラケット)です。

洗浄しました。

クルマのメンテでも使っている【極圧有機モリブデングリース ウレアベース】を塗ります。

このグリスは、有機モリブデンが含まれていますのでかじりや焼き付きに強いグリスです。

グリスアップしたらもとのように組み立てて

玉押しを仮締め込みします。

■ハンドルの脱着

ここから上は、ハンドルセンターの六角ネジを緩めればはずれます。

外れた部品たち。

洗浄グリスアップ再組み立てします。

はずした直後は汚れていますね。

ハンドルのベリアングです。

グリスアップしたら再組み立てします。

■サビパーツたちはサンポール風呂へ

コンテナボックスにサンポールを入れて浸漬します。

サビの具合を見ながら、1、2日放置です。

浸漬終了後、重曹水につけて酸を中和します。

では、サビ取りできた部品を見ていきましょう(゜Д゜)

荷台。

前輪ブレーキユニット。

スタンド。若干サビが残るもかなりキレイに。

引き上げた部品は、中和後、水分を乾燥させたらすぐに塗装しておきます。

重曹は、セスキ炭酸ソーダです。

サンポール廃液にも最後にセスキ炭酸ソーダをどかっといれて中和しておきます。
これで無害化します。

■ホイールにタイヤ装着

新しいゴムバンドに新品タイヤにチューブを入れていきます。

タイヤレバーでチューブに穴を開けないように気をつけましょう。

サドルは、モノタロウ印のサドルに交換します。

サドルのバーもサビ取り、塗装でピカピカに。

【徹底分解】ママチャリのオーバーホール~3日目【DIY自転車整備】でした。

次はいよいよ、後輪の内装三段ギアのオーバーホールです。


【徹底分解】ママチャリのオーバーホール~2日目【DIY自転車整備】

【徹底分解】ママチャリのオーバーホール~2日目【DIY自転車整備】

【2日目修理作業開始】

■前輪クランク脱着とチェーン脱着

ぐ、抜けない、、チェーン側のクランクとスプロケットは一体化になっているので実はクランクだけははずせないのでした。

後輪側からチェーンを引っ張っている構造になっているので後輪側のハブボルトを緩めてやる必要があります。

後輪は、内装三段ギアになっているので樹脂カバーを外してハブボルトをはずします。
サビ色に。

一気に全部外してしまいました。

後輪ブレーキも脱着。ここまで外すとチェーンが緩みます。
バンドブレーキでした。これは今回はサーボブレーキに交換予定です。

これで、チェーンが外せました。ペダルも脱着済み

前輪のスプロケットはもうクランクを抜くとグラグラになっているのではずすだけ。
チェーンカバーはフルチェーンカバーなので外すのが手間です。
そして、とにかくサビてます。

なにせ、フタがこのありさまです(^^;)

■木工ボンドでサビ取りの結果

1日経過したので木工用ボンドを剥がすことに。

正直サビは取れてます。が、、、ボンドの皮膜はすぐに切れてしまって剥がすのが思ったより大変でした。

真ちゅうブラシにピカールをつけて擦りながら磨きました(^^;)
電動工具に真ちゅうブラシカップやダイソーのしんちゅうブラシを付けても労力軽減できますよ(^^

■チェーン脱着

チェーンは、ある1カ所でクリップでコマが留められているのでクリップを外せば
簡単にはずれます。

■前輪のハブダイナモ

ナットがサビています。磨きましょう。

■サンポールでサビ取り

さて、今回はオーバーホールです。サビサビパーツをそのままにはせず、サビを落として再塗装していきます。

しかしかなりひどいサビなので一気に何かサビを落とす方法を試したいところですね(^o^)

そこで今回は、サンポール(塩酸)を使ってサビ取りします。
他の部品もサンポール漬けにしてサビ取りしていきます。

プラスチックのバケツにサンポールを入れて部品を浸漬。

ネジボルト小物は、この容器に入れてからサンポールに漬けてやります。

1.5Lのペットボトルを切って適度なサイズにします。

ダイソーで買ったお菓子作りに使うふるいですねコレ。これにネジ類を入れます。

そして、サンポール溶液にぼちゃんと。

まもなく、化学反応が起きて泡がでてきます。

バケツの方はどうなったかというと、おぉ(゜Д゜)サビが溶けてる!
さすが、サンポール良い感じにサビ取り成功です。

小物類を引き上げると、おぉ(゜Д゜)サビが溶けてる!
ですが、引き上げただけではダメです。
塩酸を中和するために、重曹水に漬けて中和します。
その後、水洗いして水分を拭き取ります。

サビだらけの金具がこんなにピカピカに。

ほっとくとすぐにサビますので、亜鉛メッキスプレーの『シルバージンクススプレー』を使って金具を塗装します。

新聞紙の上に金具を並べてやります。

上から『シルバージンクススプレー』で塗装。
このスプレーには、亜鉛粉末が含まれているので鉄が錆びるより亜鉛が先に錆びて鉄が錆びにくくします。色も明るいシルバーなので自転車に使ってもそれほど不自然な仕上がりにはならないと思います。

■ホイールのスポークサビ取り

スポークもところどこにサビが(゜Д゜)

根元のサビを、真ちゅうブラシやらサビ取りクリーナーやらで落としたら

灯油で脱脂します。

油性の汚れや油分を落としてやります。

脱脂したら、

まともや先ほどの『シルバージンクススプレー』アサヒペンで

スポークを塗装します。きれいに仕上がりそうです。

■ブレーキドラム脱着

後輪は、ブレーキのドラム部分を原付スクーター整備にも使うプーリー固定工具で固定してはずします。

固着してると固いのでCRC556を吹き付けてからしばらく置くと楽になります。

■フルチェーンカバーの脱着

これの外し方はですね、まず、ネジの方向が逆ネジになっています。
通常のネジは右ネジの法則通りに右に回すと締まって左に回すと緩みますが、このクランク右側は、左に回すと締まりますので右に回して緩めてやります。

工具は、通常の工具では不可能ですのでCRC556をネジ部に塗布しておいてから溝をマイナスドライバーでこのぐらいの角度で何度か叩くと緩んできます。それほど深く締め付けられているわけではないのでちょっと緩めばはずれてくれます。

と、とれたどー!(゜Д゜)

裏側のワッシャーかな?これもサビてぼろぼろに。

これもサンポール漬けですね。

でかい樹脂ケースを用意してありますので大きめの部品はこの中でサンポール風呂に入ります。

【徹底分解】ママチャリのオーバーホール~2日目【DIY自転車整備】でした。

次は、3日目に。
サンポール風呂の結果は!?


【徹底分解】ママチャリのオーバーホール~1日目前輪脱着【DIY自転車整備】

【徹底分解】ママチャリのオーバーホール~1日目前輪脱着【DIY自転車整備】

【状況】

今回は、『ママチャリのオーバーホール』をします。サビサビになってしまった軽快車のママチャリを分解整備部品交換してメンテナンスしていきます。

持ち主は、WEBマスターの妹のブービーのモノです。5年以上使ってその後にしばらく放置されてしまったのでサビサビになってしまっています。

引き取った当初は、タイヤとチューブ交換と注油とブレーキ辺りのメンテのみで行けると思ったんですが、相当状態が悪かったので全バラてみるとサビもかなりひどかったです。

新車を買ってしまっても同じグレードだとすぐにサビますので今回は各所アルミやステンレスのパーツに交換して長く使えるように整備しています。

【修理作業開始】

■状態の確認

まずは、入庫したママチャリの状態を詳しく確認。

カゴはもうサビで崩壊寸前。カゴのステーはサビメッキ状態。

前輪のカゴステーその2もサビが深いです。

前後輪は空気が抜けてぺしゃんこ。調べたところ虫ゴムがダメになっただけで一応チューブは無傷でした。

前輪フェンダーもへこんだりサビていたり。

■分解開始

とりあえず、前輪からばらしていきます。
発注する部品がわかりませんので分解して詳しく調べていきます。

前輪ブレーキのワイヤーをはずします。

このボルトナットを緩めて

ワイヤーを抜けば前輪ブレーキがフリーになります。

次は前輪ホイールを脱着(取り外し)します。
14mmのメガネレンチでナットを緩めてはずします。

サビサビになっています。

この金具は前輪が脱落しないようについています。
ハブナットが緩んでもホイールが段差などで脱落しないようになっています。

前輪のフェンダー脱着。このナットをはずしていきます。

カゴのステーとフェンダーがはずれました。

前輪を取り外し虫ゴムをチェックすると
ゴムが切れていました。>エア抜け

ラチェット付きレンチでエア口の10mmナットをはずします。

タイヤレバーでタイヤをはずしていきます。

自転車はもうサクサクはずれます。

チューブを取りだします。

チューブ自体には穴はありませんでした。

タイヤはヒビ割れてボロボロ。
雨の日はすべりやすいです。

リムバンドは異常なしですけど交換予定です。

カゴのステーです。すごいサビです。これは交換かな。

■木工用ボンドでサビ取り実験

巷で噂の木工用ボンドでサビ取りに挑戦してみました。
木工用ボンドの主成分である酢酸ビニルの作用でサビを溶かしつつ接着剤に取り込んでサビがとれるそうな。

剥がすときに膜が厚い方が良さそうなのでぼってり塗ります。

後輪フェンダのステーにも。

ボンドが乾燥するまで丸一日放置しておきます。

一応、さきほどの前輪のカゴステーにも塗りました。

■クランクの脱着

ママチャリのクランクを取り外すには、特殊工具が必要です。

具体的には、ボルトの頭がクランクのボルト穴の中にあるので通常のレンチが入らないので回せませんなのでこのコッタレスクランク専用工具が必要になります。

使い方は、ボルトに差し込んでスパナなどで回すと

ボルトがはずれます。

そして、ここからが肝心です。
クランクはテーパーになっているので、そのまま引き抜けないんです。

なので工具の力を使ってテーパーの結合をはずしてあげる必要があります。

このコッタレス工具の頭のネジを回すと、

真ん中が飛び出して中心を押します。
これでクランクを芯からはずします。

逆向きにしてクランクの穴に差し込み、

根元を固定してもう1本のスパナで回しこんでいくとクランクがはずれます。

今回は長くなるのでここで1日目終了です。
2日目に続きます。

さて、木工ボンドさびとりはどうなったんでしょう。


【DIY修理】家庭用溶接機レッドゴー120の修理【溶接】

【DIY修理】家庭用溶接機レッドゴー120の修理【溶接】

【状況】

今回は、溶接でくっつけたい物(異形丸鋼又は異形丸棒)があったので溶接機の事を考えていたら、倉庫の奥深くに、その昔、オヤジ殿がどこから譲り受けてきた古~い家庭用溶接機があったことを思い出した。
掘り出してみるとそれが、写真の溶接機『Red Go 120』だった。
この溶接機のレッドゴーとかネーミングセンスが良すぎですね(゜Д゜)ちょっと前に流行ったポケモンGOじゃないけどレッドGOですからね。正直、自分が溶接機メーカーの開発にいてもアークボーイとかはすぐに思いつきますけど(爆
ちょっと調べたら昔はやっぱりあったみたいですが今はアークファンになっています(^^;)

肝心のRed Go 120ですが、発見された機種は、旧機種の様子でした。
ちょっと仕様とか外観を見ていきましょう。

■背面部

※100Vor200V切り替えは、ネジの位置を変えることで内部のスイッチが切り替わる仕組み。

背面の単相100V/単相200V切り替えの部分の仕様が変わっています。
切り替え自体は同じく出来ます。

交流アーク溶接機レッドー120の仕様(※旧式)

  • 型式:SSY-121R
  • 定格一時入力:5KVA
  • 定格一時電圧:100/200V単相
  • 定格周波数:50Hz
  • 定格使用率:10% (要は10分間の内1分使える)
  • 定格二次電流:110A
  • 二次無負荷電圧:40V
  • 二次負荷電圧:28V
  • 電流調整方式:可動鉄心
  • 鈴木産商株式会社

■特徴

1. 100V/200V兼用機ですので、電源電圧の状況に合わせた対応ができます。
2. 100V・15Aでも1.4φ/1.6φ(溶接棒スターロードB-1)を使用して板厚1.2mm~3.0mmの鉄板が溶接できますので、大変便利です。
3. 低電圧アーク溶接法を採用していますので、経済的で安全性が高く、小型・軽量化を可能にしました。
4. 可動鉄芯式で出力電流の調整が可能ですので、溶接物や溶接棒に最も適した条件で溶接していただけます。
5. 最大3.2φの溶接棒が使えますので、板厚7mmまで溶接が可能です。(200V・25A入力時)

簡単に説明すると、

■家庭用の100Vだけではなく例えば、エアコンとかIHコンロにも使われている200Vのハイパワーな電圧も使えるよ(^o^)

■ハンドルをグルグル回すと電流を調整できるから溶接したい物に合わせて溶接棒の太さを変えられるよ(^o^)

■200Vを使えばハイパワー溶接できるよ(^o^)

と言ったところです。

被覆溶接棒を使うオーソドックスなアーク溶接ができるってことですね(^o^)

いいね!ということで早速使うことにしましたが、何十年も眠っていた機械をいきなり電源投入するのはいろいろ不安なので分解点検修理をすることにしました。200Vで使いたいしね!
おそらく不具合はあるでしょう。

【修理開始】

外観もサビサビですからね、いきなりまともに動きそうもありません。
このハンドルを回すと中のゲージが動いて負荷電流を調整できます。

本体から出て来ているアースのケーブルなども付け根がボロボロなので位置を変えてやりたいと思ったのでまずは分解。

ハンドルをはずします。

外しました。

カバーは、上下に分離していて上側半分だけ開けられます。

出ましたよ(^o^)

かなりサビてますね。各端子はキレイです。
構造的には、簡単です。デカイ変圧器で家庭用の交流電源の電圧を30V程度の交流に下げているだけです。鉄心を動かせる構造なので変圧器のL成分(リアクタンス)を変化させられるので流れる電流を変化させられます。

機械的にトランスの鉄棒を出し入れして調整しているわけです。

ていうことで回すとキーキーしないように軸の部分に少量注油。スムーズに。

ホルダーとアースのコードの付け根が劣化してヒビ割れがあります。
これはちょっと奥にひっこませて位置を変えておきましょう。
同じ位置で使っていると、掃除機のホースなどと同じで付け根が傷みます。

プラスチックのパーツをマイナスドライバーで中からこじればはずせますので、痛みの激しい部分をちょっと中に押し込みます。こんな感じで。

これで割とケーブルのキレイな部分が付け根に移動できました。

■アースクリップ

磨いておきます。

溶接棒クリップは、異常なし。

■200vに電源切り替え

ネジを100vの穴からはずして200Vの穴にねじこみます。

■200V電源工事

WEBマスターは電気工事士なので以下の工事は自分で出来ます。

電気を一旦止めて、ブレーカーを200Vに切り替えます。

で屋根裏だのを2mmのVVFケーブルで引き回してきてさらにブレーカーを取り付けます。

これはほとんど開閉器代わり。

200V用の20Aコンセント取り付け。

誤って他の器具を差し込めないように200V用コンセントの取り付け。

■コネクタなどの緩みを確認

■動作確認

一旦ケースを仮締めしまして動作確認します。

■うまく電源がはいらない問題が発生

開閉器ONに。

シーン。んあれ。パイロットランプも点灯しないぞ、、

カチカチと何度か電源をONOFFしたがダメ。

■スイッチの活性化

もう一度、開腹してテスターでチェックすると電源200Vはスイッチのところまで
確実にきています。

ふーん、まぁ考えられることはいくつもあるのですが、怪しいのは経験上切り替えスイッチですね(^^;)
何十年か眠っていたので、スイッチの接触する部分が酸化して電気抵抗が増している状態です。
要は接触が悪いという状態に。

対策はあります!(^o^)
スイッチをひたすら動かすこと。

ネジをはずして横からマイナスドライバーでカチカチカチカチ20回以上動かして接点を活性化してやります。
これでダメなら分解して接点クリーニングなんですが、、ここはちょっとバラすと時間かかるなぁと思いつつカチカチカチカチ。

■無事に電源が入りました。

さて、どうかなと開閉器ON。

ぶーーーーんと音と共にパイロットランプ点灯しました。

電源が無事に入りました。

ぶーんとトランスが唸ります。

そういえば、新型はここの構造に変更がありましたね。
同じような状況になった個体が多かったのでしょう。

■では見せて貰おう。その実力とやらを。

いきなり難易度が高い異形丸棒10ミリの溶接に挑戦。

まだ、溶接作業台なんて作ってないしほんのお試し(^^;)

作ってる物自体はまた別の記事で。とりあえず溶接機の動作チェックと実力を見るためにはもってこい。

おお、ちゃんと溶けてますね。

200Vパワーはすごいです。1.6mmの溶接棒だと電流を絞らないと溶接棒自体が赤熱(゜Д゜)

2.0mmでもちゃんとアークでました。

こんな感じで何かのフックを作ってみました。

アークを飛ばすときは、溶接棒を地面に擦って0.5mmくらい中心の金属を出してやるとすぐに火花がでます。それを小刻みに鉄棒に擦ってアークを安定させます。マッチを擦るような感じでやるとアークが出るので溶接箇所に当てていきます。

レッドゴー120は、50Hzタイプと60hzタイプがあるのでご注意を。
富士川から東の人は50Hzですよ!

電流は、目盛りでこれくらいで十分。
ブレーカーも落ちないで溶接できました。

家庭用溶接機の修理成功ですね(^o^)

溶接機ラックと小型溶接作業台辺りはほしいですね。
ケーブルがごっついのでキレイに収納したいし小道具が多いので一緒に仕舞えるラックは欲しいところです。

【修理完了】



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