※この記事は写真サイズ大きめです。ご注意ください。
2020年6月になり久しぶりの更新です。ここ半年ぐらいの間に世界中でコロナ禍が広がり日常がガラリと変わってきました。WEBマスターは、コロナ禍でステイホームとなると忙しくなる方のお仕事をしておりますので3月以降非常に多忙でこちらの更新が滞っておりますが、この修理のきろくDXは、実はとっても古い記事は10年超なのでマイペースに細く長くやっておりますので万が一、読者の方がおられましたら気長にお付き合いいただけると幸いです。また、実は、読者の方から数名よりメールを頂いております。内容的には、あの記事の続きをお願いします!や制作の第2弾を~お願いします。や心温かい参考にしています。ありがとう的な内容で頂いております。この場を持ちまして報告とお礼とさせて頂きます。
さて、近況の挨拶もさせて頂きましたが、6月となり初夏と呼べる季節がやってきました。これからどんどん本格的に暑くなったりしてきますね。みなさまもマスク等で熱中症にならないように体調に気をつけてくださいネ。
今回は、初夏ということでまだ涼しい内にJOG-Zと夜景を撮ろうと思い夜中に撮影に行ってきましたのでご紹介。
【夜景とJOGーZ】
場所はヒントを載せますので気になった方は自分で見つけてください。
夜中は下道真っ暗なので立ち寄られる方は事故などにご注意ください。鹿や猪もマレに出現します。
1枚目
YAMAHA JOG-Z 1992 2020/6 SONY RX100
2枚目
YAMAHA JOG-Z 1992 2020/6 SONY RX100
3枚目
YAMAHA JOG-Z 1992 2020/6 SONY RX100
4枚目
ボトルコーヒーUMAI!2020/6 SONY RX100
5枚目
茶畑 2020/6 SONY RX100
6枚目
バイクの横の双眼鏡に100円を入れて取ってみた。2020/6 SONY RX100
カメラのレンズをくっつけると普通に拡大写真が撮れる。
7枚目
おやすみなさい 2020/6 SONY RX100
こっち側は、ぷらっとパークで外から立ち寄れる方の入り口です。
撮影機材 SONY DSC-RX100
【2st原付】ピストン&ピストンリングの交換【JOG-Z】で始動したJOG-Z 1992 あのパワーをもう一度!計画。の続編です。
坂道を登る時に遅くなってパワーダウンしてしまうWEBマスターのJOG-Z。
前回は、ピストンとピストンリングを交換しましたが、それでもまだしっくりこないので今回はマフラーを交換することにしました。2stエンジンのJOGは、オイル分離給油式なので2stエンジン専用オイルをキャブレターの中でガソリンに混ぜ混ぜしてエンジンに送り出していますが、2stエンジンの特性でそのマフラーは燃えカスのススが溜まり易くなってマフラーの中のパイプを詰まり気味にしたりします。
詰まり気味になってくると、エンジンの吸排気抵抗が増えてパワーダウンや白煙が増えたりという症状がでます。
この車両は、オリジナルマフラーの3WFが付いていますので最初からマフラーはノーメンテということになりますので今回は新品純正同等品に交換することにしました。
マフラー詰まり解消というと焼きを入れたり薬品を使って洗浄したりしますが、今回は新品マフラーに交換することにしました。WEBマスターのお家の周辺は住宅が等が密集しているので煙がモクモクでるようなマフラー焼き作業ははばかられます。薬品(パイプフィニッシュやパーツクリーナー)は時間がかかる(つけ置き日数等)ので見送りしました。
※ハイパーブラックマフラー MF-3YKを購入。
まだまだ大事に乗る予定なので必要な部品代は惜しまず投入します(^^
↑新品
↓はずした古い3WF
形状的にはもうソックリです。
新品のエンジン側と出口側です。
それでは、作業としてはまず古いマフラーの脱着。
センタースタンドをかけて作業する下にひざをつけるマットやダンボールセットします。
正面にみえてる上下のボルトを緩めます。
エンジン排気ポート側です。真下なのでやりにくいですが、この排気管の付け根の10mmボルトを緩めれば外れます。
ちょっとブレましたがこのように外れます。
排気側を緩めたら、最初に緩めた2本をはずしてマフラー本体を支持しながら排気ポートからはずしてやります。
新しいマフラーです。カバーはブラックに。
ガスケットが1個付属品で付いてきますので新しいのに交換。
ボルトを4カ所締めて交換完了です。
新しいマフラーはやっぱり抜けが全然違いました。はずした3WFも抜けるには抜けましたが新品マフラーはエンジン音が全然軽い音で静かになりました。
パワーについては復活させるためには、まだまだやる事が実はありましたが。続く。
【2st原付】ピストン&ピストンリングの交換【JOG-Z】
2st 50cc 原付スクーターバイク JOG-Z 1992 YAMAHA WEBマスターの足用バイクである。
自分で日々、DIYメンテナンスを行い維持して乗っているが、最近フトね。WEBマスターは気がついてしまったのだよ。
この子、坂道がおっそいの。
普段は坂道を走る事がほとんどなかったので気にしなかったのだけど、坂道に差し掛かると
30km/h以上になると加速率が悪化しキツめの坂だと失速すると言う状態。
また不都合な症状として、最近は始動性の悪化、キックの戻りが悪いなどの症状が出始めたので、
JOG-Z 1992 あのパワーをもう一度!計画。を始動することにしました。
その第一弾として、走行距離もかなりいっているのでピストン&ピストンリングを交換メンテナンスから
やってみましょう。
■交換後から観察したピストン&ピストンリングが摩耗した時の症状
この記事を書いているという事は交換は成功したということです(^^
ので交換し終わってしばらくした後からわかったピストン&ピストンリング交換前の症状です。
などの症状がありましたが、ピストン&ピストンリング交換によって改善しました。
ただし、同時期に、キャブレターのオーバーホールやマフラー交換を行ったのでこれらの作業の影響も
ありますが、始動性については、オートチョークの機能をカットしてますが始動性は良いです。
キャブレターに燃料が入ってくればワンキックでエンジンがかかります。※注夏場※冬までにはオートチョークも復活予定。
ということで、走行距離も伸びて上記の症状が当てはまってきたら、エンジンに悪影響が出る前にピストン&ピストンリング交換を考えた方がよさそうです。
ヤマハの純正部品が取れる通販などで購入します。
ウィブバイクやモノタロウなどです。
交換する物は、ピストン、ピストンリング、ガスケット、ピストンピン、ピストンとコンロッドのベアリングですね。
ガスケット以外は、純正品を利用。
まず、ピストンにピストンリングを2本セットしておきます。
スクーターの50CCのピストンって小さくてカワイイ。
ピストンを観察すると、上下方向に向きがあるので注意。
ピストンリングいじりに慣れてないWEBマスターがピストンリングをセットするときにやった方法は、
ファイルケースありますね。これをピストン外周に合うように切って巻き付けます。そして、上からピストンリングをかぶせて滑らせて行きます。
それで、トップリングとセカンドリングがありますのでそれぞれの位置に移動させたら、ファイルケースをずらしていけば溝まで簡単にハメることができました。トップリングはフチが白い方でリングの切れ目は、ピストンリングの溝のでっばりがあるのでそこに切り欠きがくるようにセットします。
はい、出来ました。シリンダーに入れるまでは、リングはかなりブカブカしています。ピストンリングは、シリンダーの中で摩耗からピストンを守っている重要な部品になります。
次は、エンジンの腰上を開ける必要があるのでカバー類を脱着します。
詳しいカウル類の外し方は割愛して先に進みます。メットイン部も外し終わるとエンジンが見えてきます。
エアークリーナーボックスも外して
ファンカバーも外します。
シリンダーが露出しました。インテークマニホールドにゴミが入らないように養生。
で行きますよ。シリンダーのナットを外してシリンダーヘッドカバー脱着。
シリンダーヘッドカバーの様子。カーボンは少なめ。
キックしてピストンを動かして表面を確認すると、ピストンは真っ黒。
矢印は地面方向になってます。
シリンダーの本体を引き抜いてやるとピストン出ました。それなりに吹き抜けている跡はあります。
リングは固着なしなので走行距離が伸びてリング摩耗と考えて間違いなさそうです。
吹き抜けた分はピストンの移動の抵抗にになると思われるのでパワーダウンになりますし混合気の方に排気がモロに混ざりますので白煙が増える原因にもなりそうです。
ピストンピンを外して
ピストンをコンロッドから外してやります。コンロッドを持ってガタツキを調べたりしますが異常なし。ここの奥が見えている部分は、ウエスなどですぐに塞いでおきましょう。異物やゴミを落とすと取れなくなります。
シリンダーヘッドカバーを真ちゅうブラシなどで磨きます。
オイルストーンでガスケット面を軽く磨きます。
ピストンに2ストオイルを塗って装着します。
コンロッドにベアリングなどをセットしてピストリングを取り付けたら、C型のピストンピンのクリップをはめます。切れ目が切り欠き部分から90°回して切れ目が見えない位置で固定。
それなりにキレイにしたシリンダー本体を装着。
ガスケットを先に入れてシリンダーをかぶせてピストンを入れていきます。ピストンリングを指で縮めて切り欠きからずれないように注意してシリンダーをかぶせます。
シリンダー本体を奥までセットしたらキックを軽く踏んで軽く動くか確認。
すごい滑らかに動きます。
シリンダヘッドカバー用のガスケットを入れて
ナットを仮に固定。ゴミが入らないようにプラグも仮固定。
対角線上のナットをキックを何回か踏みながら、何段階かに分けて締め込んでいきます。締め付けトルクは、約14N・m(1.4kgf・m)にしました。
シリンダーヘッドカバーを取り付け完了しました。プラグを締め付けておきます。
外しておいたオイルタンクやキャブレターを取り付けていきます。
キャブレターにホースやアクセルワイヤーをセット
ファンシュラウドを戻します。オイルのホースの取り回しに注意。
ビキニ状態まで戻ってきました。
ここで試運転します。
各部を最終点検しなにか忘れていないか落ち着いて作業を振り返りつつ確認します。
↑この行程大事ですね。
よくありそうなのが負圧ホースが抜けていてキックしまくってもエンジンかからないよー涙
とかあります。
とりあえず、エンジン始動においてはすんなり始動しました。
アイドリングで数分放置して異音やオイル漏れなどないか確認します。
あとは、カウルを戻して完了。
積算で100KMくらいになるまでは、全開走行は禁止でいたわり走行します。
一応、ピストリングリングとピストンはかるーく面取りっぽいことをしておきましたが、念には念を入れて慣らし走行しておきます。
しばらくしたら、キャブレターのオーバーホールとマフラーも交換しようと思います。
まずは、現状で慣らしを行っていきます。