【コールマン】ノーススター2000を赤ガスで使う※準備編【ランタン】
【コールマン】ノーススター2000を赤ガスで使う※準備編【ランタン】
状況
某所で約10年前の未使用品のノーススター2000を破格で入手できたのでキャンプで使うことにした。
燃料は、ホワイトガソリン。白ガスとも言う。
実はWEBマスターは、十数年前にボーイスカウトからシニアスカウトまで入隊しお世話になっていたのだが、そのときにコールマンのウェザーマスター(ストーブ)の燃料にホワイトガソリンが必要だったのでそのときの燃料が実はまだ残っていた、、ちょっと出してみたがすでにブルーの着色ではなく薄いオレンジになっていた。ニオイの感じは変化はなかった。だが、約400CCぐらいしかないしいきなり十数年前の燃料を使う気にはなれなかった。
ノーススター2000は、一応、車のレギュラーガソリンも使用できるので使ってみることにした。
ネットで赤ガスの使用感を調べてみると、ははん、ジェネレーターが汚れて詰まりやすい。点火装置の樹脂が赤ガスの添加剤によって劣化し割れたりする。といった程度のトラブルがおきやすいことがわかった。
まず、ジェネレーターの詰まりとかは、ケロシンランタンのシーアンカーを使いこなせている人なら無問題である。
調子が悪くなってきたときに、自前でジェネレーター交換や分解して掃除ができる人なら大した問題ではない。
だが、点火装置の劣化なんともしがたいが、弱点とわかっているなら事前に対策できるので今回はこれを紹介。
有効かどうかは今後、検証結果を数年かけても更新していく予定。
作業開始
要は、事前に耐ガソリンコーティングしておけばガソリンに侵される可能性が減る。
コーティングの樹脂としては、2液型のウレタン樹脂塗料がガソリンに強い。
今回はこれを採用。【東邦産業】ウレタンクリアー
このウレタンクリアーを使って、ノーススター2000の点火装置をコーティングしてしまう。
2液を同じ分量を小分けしてよくかき混ぜて10分ほど放置して空気の泡を抜く。
それから、余分な部品をはずしてマスキング。
電池の端子をマスキングしておきます。電池の端子のマイナス側のバネに
ひもをひっかけて吊しながら塗っていきます。
塗るとテカテカになっていきます。
塗り終わったら、24時間ぐらい乾燥させます。
水に濡れたようなしっとりとした艶がでるのがウレタンコーティングの特徴。
この塗膜は、耐ガソリン性があるのでバイクのタンクの塗装などもによく使われる。ツヤが素晴らしいしね。
赤ガス(レギュラーガソリン)による樹脂への悪影響を最低限にしてくれると思います。
点火装置は、交換部品として提供されていますが、約3000円ほどするので大事に使いたいですね。