【2st原付】アイドリング不調の修理【JOGZ】
【状況】
緊急メンテナンスです。WEBマスターの2st 50cc 原付スクーターバイク JOG-Z 1992 YAMAHA WEBマスターの足用バイクのアイドリングが不調になりアクセルを煽っていないとすぐにエンストしてしまう状態に。車齢30年突破ですかね、、(爆
きっかけは信号待ち停止寸前に路肩よりに進路を振ったところ浮き砂利(ダスト)を前輪が踏んで滑ってバイクのみ転倒。自身は停止寸前に足を付けたので立ち上がって無事でした。転倒するとキャブ車ではガソリンが流れてはいけない場所に流れてしまったりキャブレター内に衝撃で剥がれたり舞ったりしたタンクや配管内の小さなゴミが流れ込んできたりして不調に陥ります。今回もやはり不調に。出先まで行って帰ってこれたので緊急メンテです。
【作業開始】
といっても今回はまずキャブレターのスロージェットの詰まりだと症状から予測できていたのでキャブレター分解までまっしぐらなのでそのあたりは過去の記事を参照してください。
キャブレターを分解してスロージェットを外して確認。
やっぱり詰まってました。ほぼ窒息状態で。
詰まってからすぐメンテできたのでブレーキクリーナーの噴射でほぼ開通しましたが細い針金を通してコシコシしておきました。
ここで2st車のJOG-Zのキャブレターのスロージェットが詰まった時の症状をおさらいしておきます。
- アイドリングが不調
- アイドリングが維持できない、アクセルを煽らないとすぐエンスト
- アクセル開度が少ない状態だとなんだかエンジンが不安定
- アクセル開度が多い状態で速度が乗ればややパワーが不足している感はあるが普通に走る
こんな時はスロージェットが詰まっていますのでアイドリングのガソリンが噴射されない状態ですからなかなかエンジンがかからない不便なバイクになります。メンテ後にはすぐに調子を取り戻してセル一発でかかる元気なバイクに戻りました。
次回のメンテとしては、
- ベルト交換→駆動ベルトの劣化を感じる(再加速時などにギクシャク感あり)
- 前輪タイヤ交換→溝が減ってきていてゴムも硬化してきた
- 後輪ブレーキのメンテ→キーキー音
ギアボックス開けて前輪交換同時はなかなかハードなので別別の記事でお送り予定です。
【修理完了】
今回も無事にメンテナンス完了できました。ジェットの詰まりを掃除するピンを買いました。
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