【WEB】古いWordPressのバージョンアップ【難事業】

【状況】

2023年11月、修理のきろくDX（いわゆるこのブログ）をリニューアルしました。
WEBマスター自体は元気で過ごしていたんですが、

諸事情（※基本的には、サーバーマシンの古さやスペック不足のせいで動作が鈍重になっていたのとOSが古いせいでHTTPS化が難しかったことで、要は、ここまでリニューアルする為には、サーバーマシン自体の入れ替えとそれに関わる付随する作業、要は新マシンの設定などでまとまった時間が取りにくかったので）によりこちらはしばらく更新待機状態になっておりました。）

今回は、WEBサーバーの更新に手が回るようになったので今回、Wordpress最新版に無事にリニューアルできました。

※今回使用したNVMe SSD　WDC WDS100T2B0C-00PXH0のdiskinfo -tv

Seek times:
Full stroke: 250 iter in 0.003075 sec = 0.012 msec
Half stroke: 250 iter in 0.003038 sec = 0.012 msec
Quarter stroke: 500 iter in 0.014799 sec = 0.030 msec
Short forward: 400 iter in 0.011059 sec = 0.028 msec
Short backward: 400 iter in 0.004635 sec = 0.012 msec
Seq outer: 2048 iter in 0.068398 sec = 0.033 msec
Seq inner: 2048 iter in 0.049866 sec = 0.024 msec

Transfer rates:
outside: 102400 kbytes in 0.032783 sec = 3123570 kbytes/sec
middle: 102400 kbytes in 0.031817 sec = 3218405 kbytes/sec
inside: 102400 kbytes in 0.031702 sec = 3230080 kbytes/sec

今回の更新の苦労した点

今回は工数が多く割と手間がかかりました。PHP（サーバーサイドプログラムでwordpressを動かしているベースのプログラム）のバージョンが古かったので更新できない原因ではありましたが、これを乗せているベースのOSのバージョンも古かったので時期的にもサーバーマシンの入れ替えが必要でしたので、サーバーマシンの自作から最新バージョンのOSインストール、と順番に作業を進めてきました。

古いwordpress（5系）は最新のPHP（8.2）では動かないのでいきなりバージョンアップできない。

ので、元の古い～PHP（5.1）と最新のPHP（8.2）の間（PHP7.3）のバージョンを一回入れてからwordpressを更新してそれを動かしてからバックアップを取ってという作業を挟みました。ここでも問題がいろいろと発生しており、例えば、データーベースエラーが発生してバックアップできなくて悩み、データーベースを修復したら成功したなどの試行錯誤で何日もかかったりしてます（涙

それでも、問題を少しづつ解決して前に進めたので解決したときは割と楽しかったです（苦笑
なんで～なんで～、なんでなの～からのうおおお、出来たよ！！って感じに。

吐き出されるエラー文は、直接的なことが書いてある場合もあるし禅問答みたいな表現がされている場合もあるので検索しても必ず解決方法にヒットするとは限らないので、仮説を立てて自分で手を動かして試す必要があります。自分の場合はWEBサーバーとPHPなどでも問題が起きていたのでちょっと苦労しました。例えば、PHP7.1なんかはPHPの公式サイトの書庫から古いソースを落としてきて手動でビルドでしていれていきます。その際のコンフィギュア（作法）を作るときなんかは何度も試行錯誤してますし、モジュールもエクステンションフォルダに入れて読み込ませても動かないのでコンフィギュアから設定して組み組んだら動作したとかこととか。※この辺は情報も少なくってきますので検索してもなかなか欲しい情報にヒットしません。プラグインのエラーも出るのでPHPのコードを手動修正で対応するのか、プラグインを外すのかも調査して対応します。

といった作業を少しづつこなしてなんとか最新バージョンのwordpressまで持ってこれました。

テーマなどの設定も手動でバージョンアップ

無事に、最新版を入れたら今度は、古いプラグインの削除などで使えなくってなってしまったテーマを最新のブロックを使ったテーマに入れ替えて、古いテーマで使ったいた機能などを取りあえず戻して見た目を整えていきます。これは現在もまだ作業中です。

ということでナントか成功。

HTTPS化の作業もなんとか完了してイマドキのwordpress（ブログ）に近づきました。

時代は、最新版Wordpress6.3に。

こんな文章を書いても数年にはもう8.0とかになっていて古くなっていますが何が変わったのかの比較にはなりますのでwordpress5.1辺りから移ってきたWEBマスターの感想を簡単に記します。

投稿ー編集系あたりがもう激変。

これはブロックエディターに変わったのが大きいです。それぞれの見出し、記事1，2，画像などのブロック毎に独立して編集していくことができます。出来上がった記事の見栄えとしては変わらないようにしているのでわかりにくいですが編集作業していく上では、例えば、位置を入れ替えるだとかの個別の編集が簡単になります。この辺りは制作者側の話になるので割愛します。

あとは動作が軽快に

wordpressが動いてるWEBサーバーも6コアのryzenCPUになったのも大きいですが動作速度が軽快になりました。古いwordpressの頃は、ページが出てくるまで数十秒リアルでかかってました。