【ウィッシュ】ヘッドライトのウレタンクリアコーティング【DIY】

【ウィッシュ】ヘッドライトのウレタンクリアコーティング【DIY】

TOYOTA ウィッシュ 初期型X-S

【状況】

そういえば、この記事を書こうと考えているとちょっと思い出したことがある。
約2017年頃に行った名古屋港ガーデンふ頭の名古屋港ポートビル『名古屋港海洋博物館』の展示物の中に、実は、ウィッシュのヘッドライトとテールランプが展示物として展示されていた。
何のコーナーか忘れたけど、名古屋で輸出されている製品の展示だったかな(゜Д゜)
そりゃーウイッシュ号はTOYOTA車ですから愛知名古屋はお膝元ですよね(^o^)
ウィッシュくんのヘッドライトが代表として展示されていたようです。

コレコレ。どっかで見たヘッドライトだな(゜Д゜)とずっと覚えていました。
まったく同じでしょ(゜Д゜)

そのヘッドライトも新車から13年で傷だらけに。
幸いにも屋根つきの駐車場をお借りしているので紫外線の被害は最小限だが、ヘッドライトの細かな擦り傷は増えてくる一方だしクリア感がなくなり濁った感じになってきた。

今回は、新車の頃のツヤツヤピカピカのヘッドライトの輝きを取り戻すべく、ヘッドライトを研磨してその後、ウレタンクリアースプレーにてコーティングをすることにしました。

【修理開始】

まずは、汚れや傷を取り除いていきます。

今回使った研磨材は、

このコンパウンド細目であら研ぎします。

次に、

プラスティッククリーナーで仕上げます。
これは、研磨材、界面活性剤、シリコンなどが入っているのでプラスチックを痛めずに磨く事ができます。

ポリカーボネートはそうですね、ミニ四駆でアバンテJrの初代が出た頃、ボディーの軽量化素材で採用されていたときに触りました。その後、RCカーには普通に使われていきました。表面は傷付きやすい素材ですがしなやかな性質があり耐衝撃性が高く割れにくい素材です。

なので、表面はデリケートなのでコーティングを剥がしたら研磨材はプラスティック用が良いです。
一応、完全な無知な状態でやっているわけではないので今回は、失敗したくない場合は素直にマネしちゃってください。

この2種類で大体ここまでキレイになります。クリア感でてきました。

この段階で、マスキング作業を開始します。マスカーテープと新聞紙で車体中央から全部を全部覆う感じで車に余分なウレタンクリアが飛んで大丈夫な様に養生します。

脱脂は、

灯油の香りがするシリコンオフでやりました。
プラスチッククリーナーにシリコンが含まれているので除去しましょう。

さて、ウレタンクリアーの出番です。
下塗りでミッチャクロンなどのプライマーは不要でOKです。
ポリカは、薬品に弱い面もありますので樹脂を侵す無水アルコールやミッチャクロンは無用ですし

磨きをしっかりやっておけば食い付きますので事故ったりして強くぶつけない限りは何年も持ちます。

WEBマスターがよく使うのは、ソフト99のウレタンクリアの2液スプレータイプです。

キャップが上下についていますので、

下のキャップをはずすと、ボタンが飛び出ているのでこれを押し込むと内部の容器から、硬化剤がでてきて主材と混じりますので、良く振って混ぜて使用開始です。
何時間かすると固まってくるとか説明が書いてあるのでじっくり読んでから作業しましょう。

塗装は、風が吹いてない日で夏の炎天下などは×でやっぱり5月あたりの天気が良いさわやかな日がおすすめです。

よく振ってから吹き付け作業開始です。

 

1回目。

WEBマスターが伝授するちょっとしたスプレーのコツ。

塗装は、約15cm程度は離しつつ、初っぱなの噴射はダンボールなどで受けてダマが噴射されないようにします。そのまま、ボタンを離さずスプレーしながら、ダンボール片からシームレスに噴射させながら、適度な距離を保ちつつ一定の速度で動かしてタレないように薄めに塗っていきます。
距離が近すぎたり、同じ場所に噴射しすぎるとあっというまにタレます。一定の間隔で常に動かしながらスプレーしてください。タレるのが1番リカバリーしにくいので、厚塗りは、重ね塗りで対応するつもりでとにかく、厚くスプレーするよりもムラがないように等間隔で移動させながらスプレーしてください。1回目はざらざらっぽい感じになってOKです。このざらざらがあった方が厚塗りの時にタレにくくなります。なお、気温が20度以上が望ましく夏の炎天下もダメです。春先や秋の風がない日のちょっとポカポカした時が最高です。なお、気温低めの時はスプレー缶を38度程度までなら温めると噴射さされた粒子が細かくなりスプレーしやすいです。40度以上は危険なのでやめてください。なお、噴射の距離は気温にもよります。しっとりさせたい時はタレない程度に近づけます。この辺はちょっと経験が必要なので心得ておきましょう。

1回目と2回目の間隔は10分ほど。

2回目。

3回目仕上げ。

何とかうまくスプレーできました。1缶で左右3回づつやっても塗料がまだあまります。

1本約2000円程度なので片側で1000円分になります。

スプレーが終わったらまだ塗装がやわらかいうちにマスキングをそっと剥がしてから、硬化時間24時間以上はゴミなどが付かないようにソッとしておきましょう。

自家塗装はホコリが付きやすいので風がある日やほこりっぽい場所を避けたり周囲にお水を撒いてほこり立てないように区工夫すると良いと思います。

【修理完了】

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