【ウィッシュ】ブレーキキャリパーのオーバーホール【DIY】

【ウィッシュ】ブレーキキャリパーのオーバーホール【DIY】

※自分の車の自動車整備に資格は不要ですが、間違った整備は事故につながる可能性など
ありますので自己責任の元、作業を行ってください。

WEBマスターは、2st原付(ディスクブレーキ車)も持っていたり過去には単車も所有しておりましたので、
ブレーキフルード交換自体はDIYで行い慣れている方です。

まったくのド素人の方は、今回の整備は、単身でやらずに経験者のアドバイスを受けたり自動車整備士に指導アドバイスを受けた上で作業してください。

特に、エアー抜きの意味や必要性が想像できない方や意味がわからない方や整備はとにかく初めてな方は、今回の作業はやめておきましょう。

【状況】

今回は、車検が近いのでブレーキキャリパーのオーバーホールとブレーキホースの交換を行いました。
オーバーホールなので、当然ですが同時にブレーキのフルードも交換しました。

ブレーキフルードのエアー抜きは、負圧式のブレーキブリーダーを使って、一人で簡単に行いました。

ブレーキキャリパーのオーバーホールの目的は、ブレーキキャリパー内にはゴム製のパッキンが使われていたり、保護するブーツが使われているのでこれがブレーキの動作による経年劣化で傷んでくるので点検とクリーニングするのと分解の際に同時に交換します。ピストンもサビが進行するとブレーキのひっかかりの原因になるので車齢が進んできた場合は分解清掃点検が必要になります。同時にブレーキホースも柔軟性がなくなってきている頃合いなので交換してきたいと思います。

【作業開始】

それでは、ブレーキオーバーホール作業をしていきます。

使った修理部品は、

前輪側 左右セットになっています。
04479-48030 ディスクブレーキ シリンダキット RR


ミヤコ シールキット MP-106

後輪側 左右セットになっています。
04479-48030 ディスクブレーキ シリンダキット RR


ミヤコ シールキット MP-100

ブレーキフルード DOT3でOK



ジャッキアップしてタイヤを外しました。

これから、フロントブレーキキャリパーを分解していきます。

ボルトをはずします。上と下の2カ所外すともうキャリパーが外れます。

ハンドルを切っておくと作業がしやすいです。

ブレーキパッドの厚みは十分なので今回はブレーキパッドは替えません。

ブレーキホースの下辺りに、フルード受けを置いてからブレーキホースをはずします。
ブレーキフルードがポタポタ出て来ます。
この部分には金属パッキンがありますので一度外したら交換が必要ですが、オーバーホールキットに含まれています。
この際には、エンジンフードを開けてブレーキフルードがタンクからなくならないように注意します。

ブレーキキャリパーを外したら、ブレーキフルードを排出してからピストンを取り出します。
今回のやり方は、エアダスターをブレーキホースの穴からつっこんでプシュプシュとやっていくとエアーで押し出されて最後のパッコンと音がして飛び出してくるので簡単に外れます。

傷がつかないように当て木をしてウエスをかましてやります。

ブレーキピストンが外れました。サビもシリンダーブーツの内側もグリスの汚れ程度でまったくなくキレイでした。
紙ウエスで掃除します。

ウィッシュは、7名定員なのでブレーキは、一回りデカイサイズです。

サビはまだ出ていなかったので掃除するだけでピカピカになります。

専用の工具でシリンダブーツを固定しているセットリングを外します。金属のバネが広がる作用を使って押さえています。

奥にもピストンシールがありますのでこれも外します。ブレーキフルードは、ピストンシールによってブロックされています。
適度に厚さがありますので、ブレーキを踏んだ時にわずかに押し出されたピストンはピストンシールをわずかに変形させてブレーキディスクにパッドを押しつけますがブレーキを戻すとブレーキシールの変形が戻る時の力でピストンがわずかに戻ります。

シリンダーの中を掃除します。サビもなくキレイです。この写真の上側の奥の溝がコックバルブの位置です。エアーが抜けやすいようになっています。

クリーニングしたら、オーバーホールキットの中にある新しいピストンシールにラバーグリスを塗ってから戻していきます。

ピンクのラバーグリスを塗り塗りしていきます。

整備書のやり方は、ピストンシールをセットしてからピストンを入れてピストンブーツを上からはめていくやり方ですが、かなりやりにくかったのでピストンにブーツをセットしてからシリンダーに入れました。

あとは、専用工具でそっとピストンブーツを溝にいれてやれば手間はかかるものの簡単でした。

リングピンを入れていきます。

はい、1カ所分のピストン廻り完了です。まだ、3カ所あります(゜Д゜)

パッド廻りの掃除です。エアーダスターで吹いて掃除して完了。あとは、パッドを外してみて異常がないか見たりブレーキディスク廻りのガタやボルトが折損してないかとか目視で点検しておきます。

シリンダースライドピンを引き抜いて取り外します。
このゴムブッシュもキットに入ってるので交換してグリスを塗り直します。

上と下で形状が違います。

ブレーキパッドはキレイですね。交換したい人はこの作業で替えてしまいましょう。

ブレーキパッド
フロント 純正


WEBマスターは、日清紡のブレーキパッドを使っています。
ZNE10Gの初期型X-Sは、PF-1479です。

左右分セットでこの価格なのでお安いですよね(^o^)
このブレーキパッドはブレーキ鳴きもなく制動力も申し分なくGOOD。

パッドとディスクにブレーキクリーナーを吹いてクリーニングと脱脂をしておきます。

下側はゴムの部品がはまっているので交換してラバーグリスをスライドピンにも塗ります。

このゴムのわっかもメンテキットに入っています。

次はコレ。ブーツ2カ所の交換。

スライドピンの根元についている小さいブーツの交換です。はずすときはマイナスドライバを金属の傘にあてがってコンコン叩けば簡単にはずれます。

この中にもラバーグリスを塗ります。

はめるときは、このプラグレンチに入れてから叩いていれます。

ぴたっとはまりました。本職じゃないですよ(^^;)

掃除してきれいになったスライドピンにラバーグリスを適量塗って戻します。

2カ所ありますので同じように作業してください。

ブレーキホースを止めているボルトです。このように穴があいていてこの中にブレーキフルードが通っています。新しいガスケットをはめてみました。

ピストン側のフロントディスクブレーキブシュダストブーツを交換します。
これも内部にかん合させてしっかり取り付けてラバーグリスを塗布。

交換しました。

ブレーキホースの交換

ブレーキホースを交換していきます。

フレアナットレンチ10で緩めてからクリップをウォータープライヤーではずします。

つまんでから左右にちょっと動かして引き抜けばOKですがちょっと固いです。

フレアナットを緩めるときは、フレアナット専用工具をなるべくつかってください。

WEBマスターは、トルクレンチにも使えるように、差し込み角9.5mmのクロウフットレンチを買いました。

ここはスパナとか通常の工具はやめた方が賢明です。このボルトを舐めると相当に面倒な事になるので専用工具で慎重に行きたい場所です。ちなみに、メガネレンチはブレーキパイプを通す隙間がないのでこのようにはハマりませんよね。締める時にもトルク管理が必要です。

締め付けつるときは、

デジタルトルクレンチにクロウフットレンチを差し込んで、補正トルク15N程度にセットして締めます。

 

ショックにも固定されているのでボルトをはずします。

とりあえず、緩めた瞬間からブレーキフルードが絶え間なくでてきますので、リザーブタンクのフルードを絶対きらさないように。

このように、フルードを常に補給できるようにしておきます。

ビニール袋を切ってホコリ除けとフルード飛散防止にしています。

ブレーキホースを新品に替えました。

負圧式ブレーキブリーダーを使ってエアー抜きをしていきます。
ブレーキフルード交換はこの作業で勝手に入れ替わります。

この負圧式ブレーキブリーダーには、エアーコンプレッサーが必要です。


WEBマスター愛用のコンプレッサーはこのコルトちゃんです。

車2台とバイク2台と自転車が1台あるので持っていると何かと便利です。

エアーホースをガンにつないで握るとエアーが流れ、ベンチュリー効果を利用してタンクに負圧を発生させます。

その負圧を利用してブレーキフルードを吸い出してエアー抜きをする仕組みです。

このブリーダプラグを8mmのメガネレンチで緩めると吸い出し開始です。
根元にラバーグリスを塗ると余計なエアーが噛みにくくなります。

すごいわかりにくいんですが、どんどんフルードが吸引されてきています。負圧で吸っているのでかすかなエアーがブリーダーバルブ廻りから入りますので気にせず吸引していきます。

吸い出してから少しすると、ブレーキホース内ややシリンダー内のエアーが抜けてブレーキフルードが満たされてきますので、抜けるブレーキフルード量がグっと増えてきます。

さらに数分抜いて、

これぐらい抜いたらOKです。ブリーダーバルブを閉じてから吸引を止めます。

ブレーキホースも新品になりました。飛び散ったフルードにお水をかけて中和しておきます。

そしてこの作業を4回4輪分やります(゜Д゜)

こちらは、リアのブレーキホース交換したところです。

ブレーキホースの型番は、

TOYOTA 90947-02D66  フロント フレキシブル ホース NO.1左

TOYOTA (トヨタ) 純正部品 フロント フレキシブル ホース NO.1 ウィッシュ 品番90947-02D65 右

TOYOTA (トヨタ) 純正部品 リヤレフト フレキシブル ホース ウィッシュ 品番90947-02D44


TOYOTA (トヨタ) 純正部品 リヤライト フレキシブル ホース ウィッシュ 品番90947-02D43

デラーやトヨタ部品共販でも購入できます。左右で型番が違うのは、口の部分の角度が変わっています。ホースはしっかりした作りでひねったりできないので角度があっていないとボルトが入りません。

作業が終わったら、各ボルトの締め付け点検をしてタイヤをはめてフルード量をチェックしてからエンジンをかけて、ブレーキペダルを何度も空踏みして確認。

基本的にDIYの場合は、前側やってブレーキ作動確認、後ろ側をやって作動確認するとよりより安全にブレーキテストができます。

から踏みが終わったら、サイドブレーキをかけて止まる準備をしつつそろりと前進してブレーキを繰り返してテストしていきます。

とりあえず、ブレーキがちゃんと動作して止まるなら駐車場内を使ってさらにテストしておきます。

テスト後にフルードが垂れたりしていないか確認して問題がなければ軽く近所を走って試乗テストします。

問題がないなら作業終了です。

とびちったフルードは、すべて水で流しておきましょう。

工具もすべて掃除しておきましょう。

 

整備完了!

その他に同時にできる点検

タイロットエンドブーツ 異常なしだけど交換したいかも。

ステアリングブーツ 異常なし

ドライブシャフトインナーブーツ 異常なし交換済み

オイル交換

ジャッキアップしてるし車検前なのでオイル交換もしました。1年に1回です。

色はこんな感じです。オイルフィルターは今回は替えません。

オイル補給します。

オイルゲージで確認。

 

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